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最新中学入試情報
進学校 ▶ 開成中学校
2年間を振り返って
Q.Pさん ●お子さんの名前 Xくん
5年生のころは、志望校診断サピックスオープンで80%が出ても、最終的な合格可能性とは別物ととらえたほうがよさそうです。息子はこれといった得意科目も極端な苦手科目もなく、テストで4科の総合偏差値は毎回似たような数値に落ち着くのですが、科目別は上下が激しくモグラたたき状態でした。
6年生では、5月度マンスリーテストでクラス落ちを経験しました。どうしてよいかわからず校舎にお電話したところ、すぐにふだんお世話になっている先生からお電話を頂きました。学年のほかの先生方で共有し、授業・質問教室など随所でさりげなく、力強く励ましてくださり、思った以上に早く立ち直ることができました。このときの経験は、その後本番までの受験生活に大きく生きていると思います。皆さんも、クラス落ちするくらい悪いときがあっても、そこから立ち上がる過程を大切に、チャンスに変えていってください。
テスト結果は、今の勉強法が妥当か判断する程度にとらえ、4科(灘は3科)の総合偏差値と各科偏差値が開き過ぎないこと、受験を検討している学校はサピックスの例年の合格者数から何位以内という目安で見て、足りないところを補強する感じで活用していました。
以下、科目別は書き切れないのであきらめ、6年生後半に悩んだ事項をいくつか。
●合格力判定サピックスオープンと学校別サピックスオープンについて。息子は通算/直近5回/合格力判定サピックスオープン4回の平均偏差値は安定していました。一方、学校別サピックスオープンで80%に届かない学校もあり、どちらを信じてよいか非常に悩みました。でも結局は、どちらの可能性も100%ではないので、受けると決めたら前向きに、できることを最後までやり切るしかないです(強いて言えば、合格力判定サピックスオープン4回で基礎固めが確実にできていれば、どこの学校にも通用する力はついており、加えて志望校対策で傾向をつかみ自分なりにものにできれば、その学校により近づけるのかなと思いました)。
●他塾の模試について。学校別サピックスオープンのある学校は、灘以外、受ける必要を感じませんでした。(灘だけは、他塾主催のほうが模試受験者数が多く、参考になるかもしれません)
●当日の送迎や待機について(仕事などで2月に1週間連続で休暇を取得するのが難しく、最低限の対応としたい場合)。周りのお子さんは保護者同伴ですし、電車の遅延時などの対応を考えると、行きは保護者同伴がよいと思います。帰りは、連絡手段があれば1人でも何とかなりました。受験中の待機は、何かあれば携帯に連絡がくるだろうと割り切って、一切なしにしました。コロナ禍で校内に待機場所の設置がない学校も多かったです。
●1月校(通う可能性が低い場合)について。2月1日校が第一志望の場合は受けたほうがよさそうです。どのレベルの学校を受けるかは、先生方のご意見を伺ったうえで決めるとよいと思います。
後輩の皆さんも、すてきな先生方やお友だちに出会って納得のいく受験ができますよう願っています。
2022年度中学入試 受験体験記 |
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