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進学校 ▶ 開成中学校
高い目標をあきらめない心
K.Tさん ●お子さんの名前 Rくん
サピックスには、長男、次男とお世話になりました。今回は次男の中学受験についてシェアしたいと思います。
長男は安定して成績が良かったのですが、次男は偏差値50前後を行ったり来たりしていました。特に5年生をコロナ禍のなかで過ごしたため、通塾による習慣的な勉強のペースをつくることができず、勉強量としては不足が否めないまま6年生に突入しました。勉強が嫌いにならないように細かい干渉はしないようにしていましたが、コロナ禍においてはもう少し自宅学習を強制すればよかったと反省しています。
6年生になってから受験校を少しずつ意識していったのですが、「お兄ちゃんと同じ開成に行きたい」と本人は強く希望しました。正直なところ、50前後の偏差値からすると、だいぶ厳しい挑戦になることはわかっており、受験直前に志望校を変更することも考えようと思って、6年生の夏ごろまでを過ごしました。しかし、成績は秋になっても上がるどころか、模試で50を下回る偏差値のこともよくある状況でした。ただ、本人の「開成に行きたい」という気持ちは強くなる一方で、それでいて遊びをやめて勉強漬けになるほどでもなく、親としてはどのように導くか、結構悩みました。悩んで悩み抜いた結果、高い目標を本人が掲げている限りは、それを応援することにしました。
ここから親としてやったことは二つでした。一つは、勉強の楽しさをできるだけ伝えるようにしました。一緒に問題を解いたり、家での勉強を過度に強制しないようにしたり、一日中ホテルにこもって旅行気分で勉強したりしました。基本となる勉強のペースと量はサピックスにお任せするような形でした。
二つ目は、併願作戦をしっかりと考えることでした。今回は二つのシナリオを考えました。2月1日は開成中に固定するものの、1月にチャレンジ校と安全校を受け、1月のチャレンジ校に合格すれば2月はチャレンジ校で固め、1月に不合格であれば2月は安全校で固める、というプランにしました。
親としていろいろとサポートしたものの、最後は高い目標をあきらめないで、本人が本人なりの努力をしたからこそ、開成に合格することができたのだと思います。
小学生ながら、自分の意思で高い目標にチャレンジした経験は精神的な成長につながりました。最高の結果となりましたが、どのような結果であっても良い中学受験の経験ができたと思います。
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