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最新中学入試情報
進学校 ▶ 開成中学校
志望校合格までの道のり
R.Nさん ●お子さんの名前 Bくん
私立の大学附属小学校に入学した息子でしたが、塾に通い始めて、算数や理科が大好きだという気持ちと、将来は理系の研究職に就きたいと、夢を抱き始めた5年生からは近くの公立小学校へ転校。そこから本格的な受験勉強が始まりました。
しかし、いつもマイペースで、なかなか自宅では学習を始めないでテレビをのんびり見て、夜遅くにようやく塾の課題やテストの復習を始めるという、ぐうたらな生活ぶりは、6年生の秋まで続きました。
そのつけは、夏期講習が終わったころに回ってきました。クラスも落ち、志望校の合格可能性も30%となり、さすがの息子もお尻に火がついたようです。
いらいらする私は、幾度となく室長に相談し、その都度励まされてきました。ときには、母親の言うことを聞かない息子に、代わりに厳しいことばを投げていただいたこともありました。息子も、室長が自分を気にかけてくださっていることに気づき、次第に学習態度に変化が表れました。
11月に入ったころから、ようやく成績が安定してきました。日曜日のSS特訓は、苦手な社会を伸ばし、国語の記述力もずいぶんと高めてくれたと実感しています。
志望校を決めるに当たっては、2月1日、3日を軸に、その前の12月、1月に「本人が行きたいと思う学校から合格をもらって、安心して伸び伸びと1日・3日の試験に挑むこと」にポイントを置きました。ただ、12月に初めての合格を、海陽中等教育学校の特別給費生入試で頂いた後は、安心感からか、少し息子の気のゆるみが出てきました。
しかし、すぐさま母と室長の一喝により、真剣さを取り戻した息子。年末年始、そこからの怒濤のような1月の受験がスタート。渋谷幕張中の合格発表を親子で見たときは、涙で喜び合いました。そしてあっという間の2月1日。これまでも過去数年間、2月1日の朝、現場で6年生のときのシミュレーションとして、受験に向かう生徒たちを見てきたのですが、いざ本人の番がやってくると、なんとも不思議な気持ちでした。そして、あっけなく開成中の受験当日が終わったのです。印象に残ったのは、門のところで、明るく声かけをしてくださる先生の様子。良い学校だな、合格できたらいいのに…とあらためて実感しました。
息子と、どの学校も必ず「同時に合格発表を見ようね」と約束していたので、開成の合格発表をどきどきしながら見てみると、まず息子が自分の番号を見つけ、いままででいちばんの大粒の涙を流し、ひくひくと泣いていました。母も泣きました。そして、開成の入学予定者説明会では、先生から、「もう君たちは受験生ではない。これから開成の生徒です」とのおことばを頂き、そのことが現実なのだと実感しました。これからは、開成での中学生活が現実の世界。生徒や先生方から多くのことを吸収し、成長していってほしいです。そして将来の夢である、医薬品開発の研究職への道を切り開いてほしいと願っています。
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