- Top
- 学校紹介/入試情報
- 2022年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡
- 開成中学校・筑波大学附属駒場中学校 進学:男子校
最新中学入試情報
進学校 ▶ 開成中学校・筑波大学附属駒場中学校
双子で伴走、駆け抜けた中学受験
F.Tさん ●お子さんの名前 Mくん・Tくん
学校によっては、中学以降に学習する進んだ内容を問われ、大人でも難解な哲学的文章が示され、じっくりと考えることもままならない中学受験は、試験範囲もはっきりしない雲をつかむような選抜テストのように感じることもありました。難関校をめざすには、大学受験以上の努力が求められる実態もあり、12歳の幼い子どもがこの競争に参加するには、親子ともども相当な覚悟が必要だとあらためて感じています。
一部では一見無秩序にも見える中学受験で、志望校合格という目的地にたどり着くためには確かな羅針盤が必要です。子どもたちの受験を通して、サピックスはその役割を十二分に果たしてくれるところであり、わが家にとって最善の選択だったと実感しています。
わが家の子どもたちは5年生の4月にサピックスに入室し、1年10か月にわたるサピックスの指導一本で受験を乗り切りました。この間、最初から最後まで子どもたちは喜々として通塾していました。きっと講師の方々の楽しい授業と刺激を与えてくれる友だちの存在がそうさせてくれたのだと思います。
サピックスには難関校をめざすためのノウハウが蓄積されています。マンスリーテストをはじめとした頻繁に行われるテストやクラス昇降など、生徒間のシビアな競争環境が子どもに緊張感を与え、精神面を鍛えてくれます。毎週毎週、こなし切れそうもない分量の課題を前にして、妥協することなく必死に挑戦を続けることで、自分はここまでやったという自信が育まれます。これらの厳しい鍛錬が2月の受験本番で力を発揮する礎になったのであろうと感じています。
受験の合否は、サピックスのカリキュラムをベースに「家庭学習の質と量」×「得意科目の進度」×「12歳時のセンス」により培ったリアルな実力と当日の「運」によって決まってくると想像します。受験までの限られた期間で、同様にがんばっている受験生の間で成績を伸ばすには、何かプラスアルファが必要です。家庭学習は、算数・国語・理科・社会の時間の奪い合いでもあります。そこで、何か一つ得意科目でアドバンテージがあれば、ほかの勉強時間を捻出でき、それが4教科全体の底上げにもつながっていきます。
わが家の子どもたちにとっては、珠算1級の計算力と算数オリンピックで養った柔軟な思考力が受験に向かう際の強みとなりました。知識分野の蓄積不足で過去問の着手も遅れ、複数の教科で万全の仕上がりに至らずという状況でしたが、少年サッカーやそろばん競技会、算数オリンピックなどのさまざまな経験も支えとなり、最後まで2人で競い合いながら強い意志を持って受験に臨むことができました。
今後はそれぞれ別々の学校に進学しますが、これからも2人仲良く、お互いに刺激し合って、中学・高校生活を満喫してもらいたいと思います。
2022年度中学入試 受験体験記 |
男子校 | 女子校 | 共学校 |
---|
◎学校関連リンク◎
◎人気コンテンツ◎