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最新中学入試情報
進学校 ▶ 開成中学校
信じてあきらめずに続けていく大切さ
M.Oさん ●お子さんの名前 Kくん
開成中を第一志望校に決めたのは、3年生のときに行った文化祭がきっかけです。部活動体験でのかかわりで、先輩にあこがれたことが始まりでした。
4年生のときは、ずっと真ん中くらいの成績でした。息子はマイペースなので、日々の課題を終わらせることにひと苦労で、勉強の進度が遅く、やきもきすることが多々ありました。
5年生になり、大の苦手である地理を勉強する機会が少なくなったことと、ほかの教科の安定により、成績が上向きになってきました。このころからテキストやノート、理科資料や社会資料を読み込むようになっていました。
6年生前半では、周りの生徒さんが自分より問題を速く解くことや、授業点をなかなか取れないことから焦りを感じ、ケアレスミスが目立つようになってきました。
6年生後半になると、SS特訓が始まるので、まとまった勉強時間が取れなくなります。行う勉強を取捨選択しなければなりません。思うような勉強ができなくなった息子は落ち着きがなくなり、クラス昇降のための勉強にしか手がつかなくなりました。
このような3年間でしたが、親のかかわりとして大事にしてきたことは、どのような成績だとしても、子どものがんばりを認めるということです。また、勉強がどんなに忙しくなっても、間違えた問題のどこを間違えたのか、ケアレスミスだとしてもどこに注意すれば防げたのか、知識不足だったのか、間違いに対して考えなければいけない、絶対に振り返りは大事だよと何回も強調して、伝えていくことを心がけていました。
学校別サピックスオープンでは良い成績を取れたことがなく、開成中をあきらめることも何度も考えました。しかし、本当に行きたい学校を第一志望に掲げることにより、つらく長い受験勉強の希望になります。受験当日まで学力や成績は伸びるとよく言いますが、私は本当だと思います。直前の1月から受験当日まで伸びる姿が見られました。成績により志望校を検討することも大事ですが、行きたい学校に向けて努力する、意欲を持ち続けることも大切だなと思いました。
息子は机に向かって勉強を続けてはいましたが、時に浮ついて本気で勉強に取り組めていない様子でした。息子に浮つきがなくなり、受験に対する本気を感じたのは本番の3日前くらいからでした。男の子の場合、自分の思い描いている受験生とかけ離れているお子さまも多いと思います。しかし、本人なりのがんばりはあると思います。3年間の受験生活を通して、本人のがんばりを認めていくこと、信じていくこと、優しく、時に厳しく支援し続けることが大事なのだなと思いました。
サピックスの授業はおもしろいと言って、意欲的に通った3年間でした。サピックスの先生方、息子の勉強に対する姿勢や勉強内容などについて、いろいろと御指導いただきまして、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。皆さまのお子さまの受験に私たち親子の体験談が少しでもお役に立てれば幸いです。信じて、あきらめずに続けていると、きっと結果がついてきます。
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