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進学校 ▶ 開成中学校
サピックスを楽しんで合格!
T.Kさん ●お子さんの名前 Aくん
息子はサピックスが大好きでした。サピックスの質の高い授業も、先生の小話も、共に切磋琢磨した友だちも。最後の授業後、悲しくて涙する息子を見て、すばらしい環境で勉強ができたことを幸せに感じました。
息子がサピックスに通い始めたのは新5年生からでした。周りよりも少し遅めの入室でしたが、短期集中型のわが子には良い選択だったと、今あらためて感じています。入室当初は、国語の漢字、理科・社会などの知識がなく下のほうのクラスからのスタートでしたが、5年生の夏ごろには上位のクラスに上がることができました。サピックスから帰ってくるといつも「おもしろかった!」と楽しそうに話す息子を見て、良い塾を選んだのだと実感しました。
一方で、6年生になり、週末は土曜志望校別特訓、SS特訓、学校別サピックスオープンや合格力判定サピックスオープンで朝から夜遅くまで勉強が続くようになりました。親として「まだ小学生なのに外で遊ばせず、こんなに勉強をさせることは正しいのだろうか?」と自問自答する日もありました。それでも、夜遅く帰ってきて「疲れた~。でも楽しかった!」と話してくれる息子のことばに、心の痛みが少し和らぎました。
サピックスに通いだしてからいちばんの問題は、膨大な量のテキストやプリントの整理整頓でした。どれを片づけてよいのか、どれをもう一度やり直すのか、毎回聞くも適当な返事に私のいらいらは募るばかり。また、課題(復習)がどれだけあり、実際にどれだけやっていたのかは正直言ってわかりませんでした。毎回「やった」「やっていない」のけんかになったため、最後は本人に任せることにしました。家庭学習の時間は、1日1時間に満たないことも多く、このままで大丈夫だろうかと心配になる日もありましたが、本人のやる気が出るまで静観しました。
本番直前の1月後半は、新型コロナウイルスの影響でサピックスの授業が対面からオンライン中心となり、学校も急きょお休みすることにしました。冬期講習や1月前半の受験でつくった緊張感と良い流れがなくなってしまったのが心配でした。2月1日、開成中の本番当日、テストを終えた息子は口数少なく、手応えがあまり良くなかったようでした。心のなかで「だめだったのか」と思いつつも、次の日に備えて気持ちを切り替えるように努めました。結果は「合格」。ウェブサイトで息子の受験番号を見つけた瞬間、「間違いじゃないよね?」と父親にメールで確認し、その後は込み上げる涙をこらえるのに必死でした。
サピックスで楽しく学べたことは息子にとって貴重な経験となりました。親も含めて成長させていただいた2年間でした。
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