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最新中学入試情報
進学校 ▶ 慶應義塾普通部
どんなときも楽しさを忘れずに
R.Nさん ●お子さんの名前 Kくん
息子がサピックスに入室したのは、新4年生のスタート時でした。前に通っていた塾の曜日が合わず、土日の野球も続けたいとの子どもの強い希望があり、友だちの勧めで入室テストを受けたのがきっかけでした。最初は上から4番目のクラスでしたが、親は家庭学習に関与しないスタンスで臨んでいたら、次の組分けテストで真ん中より下のクラスまで落ちてしまいました。3年生のときの算数の進度がサピックスのほうが早く、悔しかったのか、その後の復習テストで挽回して表彰状を頂いたのが、子どもが勉強が楽しいと思ったきっかけだったようです。次のマンスリーテストでも表彰状をもらい、友だちとも同じクラスになったことでモチベーションが完全復活しました。
野球チームでは活躍するも、5年生のコロナ休講の際に家庭学習をさぼって一気に算数がわからなくなり、夏の終わりには野球をやめて受験に集中することを自分で決めたようでした。
6年生の最初のテストでは50台前半だった偏差値が、6年生の夏の終わりには60台前半となり、秋には上から4番目のクラスまで戻ることができました。
何がよかったのか振り返ってみると、SS特訓の単科講座で理科がいちばん上のクラスとなったのですが、ノートをまとめるようになってとても理科が好きになりました。その結果、10近くも偏差値がアップしたのです。
受験本番は、1月の栄東中が親子ともどもいちばん緊張したものの、東大クラスの合格を獲得することができました。次の市川中では、朝の早さを考慮し、前泊しました。近くのホテルは部屋も広く、空気清浄機もあり、お薦めです。朝ごはんをもりもり食べ、絶好調で一日を過ごすことができました。これで波に乗り、市川に続いて東邦大付東邦中からも合格を頂くことができました。
最後の1週間はバスケットボールばかりしていて心配しましたが、結果から言うと、楽しく体を動かし、良質な睡眠をとることも大事だなと思いました。今年度の慶應普通部はダンスが課題で、「いちばんできた」とうれしそうに話していました。理科も知識問題の配点が少なく、対策をしてきた子のほうが苦戦しそうな内容でした。面接もカンガルーの絵があり、ストーリーを作るなど、その場で考えさせる問題が多かったそうです。
慶應は問題が特殊だといわれ、サピックスは向かないのではないかという声も巷では言われておりますが、心配ありません。気がつけば、思考力・推進力が備わっている、そんな感じでした。振り返ってみると、苦手な算数を克服するのではなく、理科を上げることができたのがよかったのかなと思います。
合格発表の日、他校の試験を終えた息子に「すごいね。やったね」と声をかけると「まだ校舎内だから」と周りを気づかう様子に成長を感じました。
切磋琢磨してきた友だちと先生には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
2022年度中学入試 受験体験記 |
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