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ワンオペ育児による体験記
C.Hさん ●お子さんの名前 Tくん
サピックスには3年生の2月から通塾し始めました。
息子の小学生生活は、その大半が単身赴任による父親不在の状況で、さらに母である私は、小さな娘の世話と仕事で大半の時間を割かれ、6年生になるまですべてのスケジュール管理とファイリング管理を息子が1人でしていました。
恥ずかしながら、私はテキストさえも見たことがありませんでした。
ただ、それでも、6年生からは、私もテキストのファイリングや先生への質問をメールに貼付して送付するなど、息子のサポートにかかわり始めました。
参考になるかわかりませんが、ワンオペ育児、下の子がいる、仕事を持ちながらも、なんとか受験に臨み、合格を頂けた経験をお話しします。
勉強方法や勉強時間については、子どもに一任し、私は主にファイリング管理・体調管理・スケジュール管理のみをサポートしていました。
まず、膨大なテキストのファイリング管理について、お話ししたいと思います。最初は、テキストごとに輪ゴムでくくり、パンチで穴を開けてファイルにとじていく方法で管理していましたが、輪ゴムは劣化するし、パンチでの穴開けもひと苦労で、その作業は、時間と手間がかかるだけだという考えに至り、単純にテキストを教科・授業ごとに分け、市販のスタンドファイルボックスに入れて管理をしていました。こちらのボックスは、25個購入し、テキストをどんどん入れていくだけできれいに納まるので、とても便利でした。そして、テキスト以外の紙類も、まず、クリアファイルに入れていき、ある程度たまると、市販のファイルボックスに入れていきました。
これにより、どこに何があるかが息子にも一目瞭然で、時間をまったく無駄にすることなく、すぐにやりたい勉強に取り組むことができました。
次に体調管理について。新型コロナウイルスが蔓延しているということもあり、本当に気をつかいました。塾からの帰宅後は、すぐに、手洗いとうがいを徹底しました。それでも、1月の正月特訓時に家族全員で体調を崩してしまい、とにかく息子だけは最優先で回復させねばと、病院でもらった薬のほか、体に良い食材を使った具だくさんスープを作り続けたり、カリンの蜂蜜漬けシロップを飲ませたりもしました。そうすることで、なんとか風邪をこじらせることなく、回復に向かっていきました。1月以降は、一刻も早く体調を回復させる必要があります。
最後にスケジュール管理についてですが、「今日やること」を付箋に書き出し、終了したら息子が消去していくという方法を取りました。また、テキストやプリントの見直しが終わるごとに必ず、日付を書いていきました。そして、わからない問題があれば、絶対にそのままにしないということを息子と約束し、息子が考えてもわからない問題は、必ず先生に教えていただくようにしました。
これは、ひとえに先生方のご協力があってのことです。忍耐強く息子の話を聞いていただき、さらには精神面のフォローまでしてくださったことに本当に感謝しています。サピックスの先生方は、息子にとって、かけがえのない、一生忘れることがない存在です。
この中学受験の経験を通して、私と息子は「一生の宝」となる経験を得ることができました。多大なるご支援を頂き、ありがとうございました。
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