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最新中学入試情報
進学校 ▶ 聖光学院中学校
集中力と強い精神力
M.Kさん ●お子さんの名前 Mくん
息子のサピックス入室は新4年生の2月でした。中高一貫校での学びが彼の人生の大きな糧となることはもちろん、全国には優秀な子がたくさんいることを知るにはサピックスがいちばんだと考えていたなか、ご子息がサピックスのOBで栄光学園中に進まれた野球チームの監督の「M君は集中力があるから、きっと良い結果が出る」とのおことばが後押しとなりました。
サピックスでの学習に終始専念した結果、野球をやめた5年生から成績が上がり始め、6年生の夏休み以降は上位クラスに定着できました。
その間、親として「息子が学習しやすい環境づくり」に注力しました。具体的には、①サピックスの全教材を授業後すぐにPDF化し、タブレットで確認できるようにしたり、②保護者会でご教示された内容を繰り返し確認したうえで、息子に合った詳細な学習スケジュールを作成したりすることで側面から応援しました。
学校訪問もあわせて行いました。息子には「面倒見の良い学校」が合うとの思いから、先輩方を見て、「ここに息子がいても違和感なし」と思ったのが浅野中と駒場東邦中、「未知の世界への窓を息子に開いてくれる」と感じたのが聖光学院中でした。特に浅野は「さぴあ」での校長先生のお話を拝読し、「この学校で息子をぜひ学ばせたい」と共感し、聖光学院は学校説明会でのお話や、聖光祭での先輩方の立ち居振る舞いから、「この学校なら安心して息子を任せられる」と深く思いました。息子も、自宅から近いこの2校を希望しており、土曜志望校別特訓は「聖光コース」、SS特訓は「開成コース」で学びながら、両校を最終的な志望校としてがんばってきました。
試練は受験前の12月20日に突然やってきました。息子が左足を骨折したのです。幸い、2月1日には間に合うとの診察でひと安心。結局、新型コロナ予防もあり、冬期講習以降は最後までオンラインでの参加でしたが、各授業がテスト形式だったため、デメリットは少なく、一方でクラスメートの1月入試の合否などの情報が遮断されたことが奏功し、集中力が高まり、残り1か月でかなり実力を伸ばせたと思います。
迎えた2月1日、準備万端で臨んだ駒場東邦の入試でしたが、得意の算数が例年に比べて著しく難化していて調子を崩してしまい、それが尾を引き、2日の聖光学院(第1回)でも実力を発揮できずに、3日の浅野の受験を迎えてしまいました。さらに翌4日は浅野の合否が不明な状態で聖光学院(第2回)の試験に臨むことになり、前日の夜は親子で不安に駆られましたが、そんな精神状態でも志望校2校から合格を頂けた息子を本当に誇りに思っています。息子不在の浅野の合格発表ではパソコンを前に夫婦で号泣してしまい、最後までどちらに進学すべきか熟慮しましたが、サピックスの先生や野球の監督とも相談し、息子も納得のうえで聖光学院に通わせていただくことになりました。先生には、ご異動後も相談に乗っていただいたおかげで安心して4月から息子を送り出せることに深謝しています。本当にありがとうございました。
2022年度中学入試 受験体験記 |
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