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凸凹っ子の受験体験記
R.Sさん ●お子さんの名前 Kくん
わが家が中学受験をしようとサピックスに入室したのは3年生の夏からです。
協調性がつけばと幼稚園のころからやらせていたサッカーもまったく芽が出ず、むしろ嫌そうに通う姿を見て、この子に向いてないことをやらせるのはやめよう、この子が伸び伸びと楽しく過ごせる環境はどこだろうと考えたときに、中学受験の道が開けました。
それまでは自宅で市販の通信教育や問題集などはさせていたものの、落ち着きのない息子…。ちゃんと授業を受けられているだろうかと心配していましたが…。その心配どおりに、夏期講習では隣に座ったお友だちにちょっかいを出したり話しかけたり、ご迷惑をおかけしたりもしていたようで校舎の方には本当にお世話になりました。
それからは落ち着きのない息子、ほかのお友だちのお勉強の妨げにならないように隣の席を空席にしていただいたり、先生の目の届きやすい席にしていただいたりするなど、配慮していただき感謝しかありません。
凸凹のある息子、学校選びにも苦労しました。発達障害に理解のある学校を求めて説明会、個別相談、Zoom相談会などに足しげく通いましたが、学校によってはあまり良い顔をしないところもあり、落ち込むこともありました。
しかし、なかには発達障害にとても理解があり、何も問題はない、安心してお任せください、と言ってくださる学校も。
そういった学校を第一志望校に決めたのは5年生の頭くらいでした。
幸い息子も、その学校の文化祭で物理部にほれ込み、親子そろっての熱望校になりました。
熱望校を志すにあたってのいちばんのネックは国語の成績でした。息子は理科が得意で偏差値が60を切ることはほとんどなく、67くらいを取ることもあったのですが、国語は50を切るか切らないかの低空飛行。国語が足を引っ張り不安でしたが、とにかく漢字や語句の問題を落とさないように、選択肢問題の特訓をがんばり、なんとか熱望校に合格することができました。
凸凹のある子の中学受験は、とにかく死ぬほど大変で、答えを何度言っても写す息子との親子バトルは数知れず…。
最後の最後まで解答は親が管理し、自走とは程遠い受験生活でしたが、なんとか無事に終了することができて、ほっとしています。
これを読んでいる保護者さまのなかにも、凸凹さんを育てていらっしゃる方がいらっしゃると思いますが、あきらめずにがんばっていただきたいと思います。応援しております。
2022年度中学入試 受験体験記 |
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