２月３日午後３時、ぼくは自分の番号を麻布中のホームページで目にしました。喜びがあふれてきました。
　ぼくのサピックスでの生活が始まったのは２年生のころであり、３年生までは楽に進めていました。しかし、４年生から理科と社会の科目がテストに出題されるようになり、教材の量もとてつもなく増えるようになりました（特に理科）。また、そこそこの成績を維持しつつ、後期からは親とのけんかも多くなってきました。
　そして５年生にもなると、かなり教材の難易度が上がり、より一層けんかが増えていきました。そして夏には最上位クラスから落ち、低迷してしまいました。しかし、夏の努力を経て、秋から６年生になるまでには、最上位クラスに戻ることができるようになりました。
　そして６年生の前期を経て、基礎も完ぺきに固まってきました。
　そして秋以降、志望校別のＳＳ特訓が始まりました。もともとＡタイプであるぼくが、Ｂタイプの学校に挑むのは無謀すぎると考えることもしばしばありました。しかし、学校別サピックスオープンで出た合格可能性は70％、かなり自信がついてきました。そして直前期を経て、麻布受験に向かうときにそこにあったのは、それまで積んだ努力を信じて、気負いせずに挑むぼくでした。
　これまで支えてくださったサピックスの先生方に、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。
　ありがとうございました。