受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2022年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 開成中学校

喜びと後悔

B.Nくん

 2月1日。緊張のなか、開成中の試験は始まった。そして、あっという間に試験は終わった。ぼくは本当のところ開成は落ちてしまっただろうと思っていた。それは、試験中、緊張のせいか、得意科目だったはずの算数が納得いかずに終わってしまったからだ。
 そして、すぐに2月3日は訪れ、重い体のまま筑波大附駒場中の試験は始まった。開成よりは手応えを感じた。そして試験は終わり、お母さんのもとへ向かい2人で緊張のなか、人の少ない場所へと移った。開成の結果を2人で見ようと約束していたからだ。結果は合格だった。落ちると思っていたからか、自然と涙が出てきてしまった。何かの間違いではないかと思ったが、開成から合格証書をもらえたことで、「本当に自分は受かったのだ」と実感し、表現し切れないうれしさと安心感が込み上げた。
 そして、2月5日。今度は筑駒の結果を見た。結果は不合格だった。「結構、自信があったのにな~」と思っていた。その後、調べて自己採点してみたら、多分ぎりぎりだったとわかり、余計に悔しくなった。そして、もうそのことは忘れて、いまは開成に受かったことをただ喜ぼうとした。しかし、心残りは消えなかった。そして、考えたらその理由がわかった。
 それは、「あのころに怠けず、もっとがんばっていればよかった」という過去の自分に対する後悔だと。先生たちに何度も言われてきたことなのに、今さらのように感じる。でも終わったことは変えられない。だから、34期生以降のみんなには、ぼくのような思いをしないために、受験本番までの期間で後悔しないようにがんばってほしい。本番までは長いと思うかもしれないが、終わったら意外とその日までの道のりは短かったように感じられるものだ。今さらのことだが、努力の量は結果に出る。そのことが今回の受験を通してよくわかった。そして、支えてくれた家族と先生方に感謝します。
【追記】
 試験の間の休憩は、思ったよりも長く感じられるので、お菓子などを食べて気を紛らわせるといい。次の教科でもいつもの力を発揮しやすくなるはずだ。

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