受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2022年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 開成中学校

気持ちの大切さ

H.Nくん

 2月3日午後1時ごろ、母から開成中学校の合格を伝えられました。そのとき、驚き・期待・安心などの気持ちが込み上げてきました。あきらめなくてよかったと心の底から感じました。
 そこで、ぼくは受験生の皆さんに、受験において功を奏したことを二つ伝えようと思います。
 一つ目は、6年生の夏期講習でのことです。当時のぼくは、算数の初めて見る問題(初見問題)が、思うようにできませんでした。そのせいで夏期講習のクラス昇降で、一つクラスが下がってしまいました。そのとき、ぼくはとても悔しく、くじけそうになったのを覚えています。そこで、ぼくは夏期講習を通じて、算数の初見の応用問題を積極的に解き進めました。そのおかげで、応用問題の多い開成中の試験にも自信を持って挑めたと思います。
 二つ目は、受験本番前の5週間でのことです。受験が着々と近づいてきて、緊迫感が漂ってくるなか、冬期講習と正月特訓が始まり、完成度を高めていく時期です。しかし、ぼくは講習の国語の対策プリントで過去最低点を何度もたたき出しました。そのせいでぼくは意気消沈し、完全に自信をなくしました。でも、両親や先生が「あきらめずに突き進むしかない」と励ましてくれました。そのおかげで、残り2週間は授業と過去問に徹することができました(くじけそうになり、両親に活を入れられたことは何度かありましたが…)。そして、受験本番ではある程度の自信を持って挑めました。
 ここでぼくが受験生に伝えたいことは、自信を持って、自分を信じることの大切さです。このことが参考になったら幸いです。受験生の皆さん、がんばってください!
 祈・合格。開成で待ってます。

 前の体験記 | 男子校目次に戻る | 次の体験記 

2022年度中学入試 
親子で歩んだ
受験の軌跡
男子校女子校共学校

ページトップ このページTopへ