受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2022年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 開成中学校

夏からの志望校対策

X.Pくん

 入試を終えて、皆さんに特に伝えたいこと、アドバイスを書きます。
①開成中について
 SS特訓の算数は、復習テストで合格点を取ること(理想は満点)を重視して勉強しました。国語は授業点1位、理科は前回を超える、社会は5位以内というように、それぞれ目標を決めるとやる気も出てきます。受験当日および前夜は新しいことに着手せず、年号カードの確認など、知識の確認をすることで安心できました。そして1時間目の国語。昨年と同様、字数制限があったほか、久しぶりの1題構成でした。傾向が変わってもいつもどおり取り組むことを考えて臨めば、絶対に大丈夫だという心構えも大切です。そして、今年の開成中入試の社会では、直前の授業で先生が言っていたことがそのまま出ました。先生の話はよく聞いてください!
②灘中について
 校舎で対応してくれた灘中の対策はとても役に立ちました。また過去問の自己分析を先生に提出することで新たな気づきも得られます。ぼくの相談に乗ってくれた先生方に感謝します。灘中の試験は2日間行われるので、1日目の感触がどうであれ、ぼくは自分に「すごくよくできたね!!」と言い聞かせて気持ちを切り替え、2日目に臨むようにしました。灘中では関西弁が飛び交いますし、先生から聞いていたとおり、答え合わせをする人もいますが、それらを気にする必要はありません。ぼくは「関西でも自分の実力はなくなっていない」と言い聞かせていました。また関東から灘中を受験する人は、もらった教材だけではわからないテクニックを質問教室の利用で積極的に習得することをお勧めします。ちなみに灘中は机といすがつながっているので使いにくかったです。
 志望校別の対策以前に、基礎学力が前提なので、そこは真剣に取り組むことが大切です!
 それでは、皆さんも志望校に合格できるようがんばってください! 祈・合格

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