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怠け者のぼくでも
A.Mくん
ぼくにはあまり勉強をする習慣がないのである。たとえば「基礎力トレーニング」などは親に言われないとやらない。その理由は、面倒くさいから。式を書くのも面倒くさい、起きるのも寝るのも面倒くさい。面倒くさくないのは好きなものを食べるのとゲームくらいだ。
6年生の7月の復習テストで、ぼくは成績を上げようと思い立ち、がんばってテストに取り組んだ。それまでもがんばっていないわけではなかったけれど、そのときは今まで書かなかった式を書いたり、国語の文章に線を引いたりなど、やったほうがいいと言われたことをやってみた。その結果は、いつもより悪かった。
でも、考えてみれば今までやっていなかったことを、当日その場でやってみても効果的にできるわけがなかった。そのときのぼくにはそれがわからなくて、がんばったのに結果が出ず悲しくて、二度と式なんて書かないと泣いた。夏期講習マンスリーテストは式を書かなくても最上位コースだったから、ぼくはますます式の必要性を感じなくなった。
その後、SS特訓の授業が始まり、そんなぼくにも式を書く習慣がついた。なぜ習慣がついたのかというと、先生や周りの仲間の力が大きかったと思う。先生にさりげなく「式を書かないとだめですよ」と言われたり、周りの人たちがみんな式を書いているのを知ったりして、自分も書かないとだめだと思った。家で勉強をそんなにしなかったぼくでも合格を頂けたのは、塾での勉強をがんばったからだと思う。
ぼくからの教訓は、
①体調管理をしっかりすること。手洗い、うがいをしっかりして、たくさん食べてたくさん寝る。早寝早起きは難しいので、睡眠時間の確保だけでいいと思う。
②リラックスは大事。息抜きで本を読むことも大切。資料集の隅々まで読むと知らないことが書いてあり、おもしろいので一石二鳥である。
③あきらめないこと。最後の学校別サピックスオープンで1桁の点数を取っても大丈夫。なんとかなると、いつもどおりにしていたら、ぼくは受かった。
ぼくのようにするのは危険かもしれませんが、なんとかなると思うことはいいと思う。
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