ぼくの受験生活は野球との両立でした。土日は練習や試合に出ていました。そんななか、大切にしたことは二つあります。
　一つ目は家庭学習です。「課題はきちんと行う」と目標を決めて取り組むようにしました。また、「基礎力トレーニング」も欠かさずに行うように心がけました。
　二つ目は塾での授業です。ほかの人より家で取り組む時間が少ない分、集中して授業を受けるようにしました。
　しかし、理科が思うように安定せず、模試の結果が左右されていました。そこで家庭学習では課題のほかに、理科は５年生のころのテキストに戻って再び行う、課題をこなすだけでなくプラスアルファの知識も調べるなど、工夫を凝らしました。その成果が受験のときの高得点につながったと思います。
　受験直前は体調管理に気をつけ、生活のペースを守るよう心がけました。また、当日も心を落ち着かせて取り組んだことで良い結果を出せました。結局、いつもどおりが大切なのだと気づきました。
　これから苦しいことも待っているであろう受験生に、二つのことを伝えたいと思います。

●家庭学習だけでなく、日々の授業を大切にすること。先生は大事なことをさらっと言うことも多いです。

●問題を解くときは最後まで見てから、時間配分を考えて解くこと。取れるところを確実に取ることができます。

　夢に向かってがんばれ！