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進学校 ▶ 聖光学院中学校
あきらめてはいけない
H.Kくん
この文章を見てくださっている皆さんに言いたいことがあります。それは、あきらめてはいけないということです。もしかしたら成績が悪く、あきらめようとしている人もいるかもしれません。そこで、ぼくの体験を紹介します。
実は、ぼくの第一志望校は麻布中でした。そして本番まで必死に麻布合格のために努力をしてきました。そしていざ本番となり、緊張はしたものの、算数の最後の1問以外は、全教科のすべての問題を解き切りました。しかし、2月3日の合格発表の掲示板には自分の受験番号はありませんでした。その瞬間、ぼくはとても落ち込み、心がえぐれるほど悔しい思いをしました。また、今まで努力してきたことは何だったのだろうと思い、ぼうっとしながら坂を下っていき、広尾駅に着きました。
ここで、母から「聖光学院中、受ける?」と言われ、一瞬迷いましたが、頭にぼくの好きな『スラムダンク』の安西先生というキャラクターの「あきらめたらそこで試合終了だよ」ということばが浮かび、受けることを決めました。もしここであきらめていたら、今のような結果にはなっていませんでした。その夜は聖光の過去問を眺めて、いつの間にかベッドで寝ていました。
そして、翌日2月4日、麻布に落ちたショックが影響して、行きの電車の中では床を見てぼうっとしていました。しかし、何も考えていなかったおかげで、雑念がなく、焦らずに聖光の問題に向き合うことができました。ぼくは、試験場では今までの力を全部出し切ったので、悔いはなかったものの、不合格だろうと思っていました。
ところが、翌日2月5日の朝、発表を見ると、見事合格だったのです。ぼくは中学受験を通して、あきらめてはいけないことの大切さをあらためて実感しました。
皆さんも努力をすれば、自分の思ったとおりの形ではなくとも必ず報われます。物事に不可能はありません。皆さんには1%の可能性を信じて、あきらめずにがんばってほしいと願っています。
2022年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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