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進学校 ▶ 芝中学校
はじめの一歩
H.Sくん
1年生の夏、ぼくはサピックスに入った。3年生まではいちばん上のクラスだった。このまま中学受験も楽々受かると思っていた。しかし、4年生になると急にクラスが大きく下がった。そのときにやっと中学受験の競争の厳しさを知ることになった。同時に、ぼくの母は意識が高かったため、家での勉強の時間がものすごく増えていった。ぼくのストレスはたまりにたまっていった。ぼくには受験生としての自覚がなく、勉強量が増えることに対して単純に「面倒くさい」と感じたからだ。5年生の前期になったころ、母とぼくは今までにないほどの大げんかをしてしまった。これを境に、父とだけ勉強をすることになった。こうして6年生になるまでは、ぼくがストレスを感じない最低限の量の勉強をしていた。そんななか、5年生の後期に母が芝中の説明会に連れて行ってくれた。とても楽しそうな学校で、ぜひ行ってみたいと強く思った。6年生になると、GS特訓や夏期講習、SS特訓などの長時間の勉強を経て、徐々に「最低限の量」を増やしていけるようになった。成績が落ち込むことはあったものの、芝中に行きたいという思いが、毎回ぼくにやる気を出させてくれる原動力になった。6年生の後期に初めて解いた芝中の過去問は、あまり良い点数とはいえなかったが、それでも過去問に挑戦し続けたら、芝中の問題の傾向がつかめてきて、どんな勉強をすればよいかもわかるようになってきた。そうして臨んだ2月の本番。芝中の試験会場に向かっているときも、「これから第一志望校の試験なんだ」という実感が湧かなかった。そして、午後8時のウェブ合格発表。自信がなかったので「落ちていても結果を受け入れよう」と考えていた。勇気を出して家族全員で確認した。結果はなんと合格だった。家族全員で喜びあった。中学受験合格の秘訣は、学校を偏差値で選ぶのではなく、実際に足を運んで、自分に合った学校を見つけることだとぼくは思う。それがはじめの一歩なのだ。
2022年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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