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最新中学入試情報
進学校 ▶ 筑波大学附属駒場中学校
伸びられぬ日は 伸びぬなり
H.Nくん
この題名は、高見順さん作『われは草なり』という詩のなかから引用しました。なぜなら、ぼくは思いどおりに勉強できないときにあれこれ悩んだせいで、余計に気力を失い、かなり損をしてしまったからです。全力を出し続けていると必ず息切れしてしまうので、やる気が出ないときは「それだけがんばったのだから、たまには休んでもいいだろう」と前向きにとらえたほうがいいと思います。疲れが取れて気力ももとに戻ったら、楽しむ程度に勉強すればいいのです。心のゆとりを持ちましょう。
ところで、『われは草なり』は筑波大附駒場中の対策プリントに載っていた詩で、それをきっかけに詩をおもしろいと感じ、筑駒に行きたいとも思いました(そう言いながら入試では詩の内容をつかめずに空欄をつくってしまった)。皆さんも偏差値に関係なく、純粋に「行きたい」と思った学校に挑戦してみてください。
紆余曲折があり、受験が2月4日までもつれ込んだぼくからアドバイスです。
●万が一のときのことまで考えた、綿密なプランを立てておきましょう。ぼくは2月3日の時点では開成中と栄光学園中が両方とも不合格で、かなり落ち込みましたが、世田谷学園中の午後入試には合格していたので、4日は悩まずプランどおりに聖光学院中の受験を決められました。それにより気持ちも切り替えられ、すぐにサピックスの先生に相談し、出題傾向について教えてもらったり、励ましのことばをかけていただいたりすることができました。
●結果についてあれこれ考えないようにしましょう。合格か不合格かは自分で決められることではありません。導かれるままに受験を楽しみましょう。
●実力を出し切れないとだめだとは思わないほうがいいです。緊張し過ぎてしまいます。
●支えてくれているすべての人や、環境に感謝しましょう。とても大切なことです。
皆さんも、最後まであきらめないでください。応援しています。
2022年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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