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最新中学入試情報
2023年度中学入試特集/緊急分析首都圏
明治大学の系列校になる日本学園が人気
共学化して国際教育を強く打ち出す学校も
2023年度入試で応募者が大幅に増加した学校の一つとしては、2026年から明治大学系列校になって共学化される日本学園が挙げられます。2月1日午前の第1回は昨年の6倍以上になりました。同校は、明治大学和泉キャンパスと同じ京王線・井の頭線「明大前」が最寄り駅で、校名は「明治大学付属世田谷」と変わります。
系属校化まではいかなくても、有名私立大学との高大連携を強化する学校は増えています。たとえば、千代田区にある三輪田学園は、近隣の法政大学との高大連携をさらに拡充し、最大30名の推薦枠も設けることになりました。今年はすべての回で応募者が増加しています。
最近では、女子校から共学化され、国際教育を強く打ち出す学校も相次いでいます。2021年は、文京区の村田学園女子高等学校が「広尾学園小石川」と学校名を変更して共学化され、同時に中学校を新設しました。2022年は、北区の星美学園が女子校から共学化され、「サレジアン国際学園」になりました。それに続いて、2023年は世田谷区の目黒星美学園も女子校から共学化され、「サレジアン国際学園世田谷」になります。また、港区にある東京女子学園も、2023年から校名を「芝国際」と変更して共学化されます。
2023年の新設校としては、柏市の流通経済大学付属柏があります。2024年には、JR武蔵野線東所沢駅から徒歩約10分の場所に「開智所沢中等教育学校」が新設される予定なので、今後の情報には注意が必要です。
栄東Aの応募者が8000名に迫る勢い
千葉県のトップ3校はそろって増加
埼玉県の私立中学校の一般入試は1月10日からです。この日から、首都圏の中学入試が本格的に始まるともいえますが、その象徴となっているのが栄東の入試です。昨年はA日程(10日・11日)の応募者が7000名を突破し注目されましたが、今年はさらに増加し、7900名近くになりました。12日の東大特待Ⅰも増加しています。
一方、開智は、10日の先端①は増加したものの、11日の先端特待、12日午前の先端A、12日午後の算数特待はいずれも減少しました。大宮開成は、わずかに減少した回もありますが、2022年に応募者が大幅に増加したことを考慮しなければなりません。浦和実業学園が全日程で増加したことにも注目です。
淑徳与野①は1640名→1752名→1771名と2年連続で増加しました。浦和明の星女子①は2000名にわずかに届かず1987名でしたが、応募者2000名前後、実質倍率2倍前後が続いています。
20日からは千葉県の私立中学校の一般入試です。2021年、2022年と2年連続で20名以上の東大合格者を出した市川は、例年20日に幕張メッセで入試を行いますが、その男子の応募者は200名以上増加しました。しかし、21日の東邦大学付属東邦(前期)も減ってはいません。22日の渋谷教育学園幕張①は、2年連続での増加です。これらの千葉県トップ3校がそろって増やしたのも2023年度入試の特徴でした。
●埼玉県・千葉県の主な学校の応募者の増減(2022年→2023年)


2023年度 中学入試特集目次 |
◎2023年度中学入試特集 ◎首都圏:2023年度中学入試レポート|緊急分析 2023年度首都圏中学入試の動向 ◎関西圏:2023年度中学入試レポート|緊急分析 2023年度関西圏中学入試の動向 |
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