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新型コロナ対策は昨年度よりも緩和傾向
基本的な対策はしっかりと
四天王寺では「和光館」を保護者控室として開放。最寄り駅から徒歩10分以内という立地の良さから、駅前のショッピングセンターなどで待機する保護者も多くいたようです
今年度は、新型コロナウイルス感染防止対策を緩和する学校が見られました。
大阪府の四天王寺では、校門での検温を廃止し、自宅で測ってくる形式に変更。各教室の入り口にアルコール消毒液を設置し、教室の定員は50名から25名に減員して「密」にならないようにしました。
神戸女学院では、前述のとおり、新型コロナの流行前と同じく、保護者と受験生の2名が講堂に集合する形式に変更。それ以外の正門での検温や手指の消毒といった基本的な感染対策は、昨年度と同様に行われました。
甲陽学院での感染対策は、昨年度とほぼ同じです。体育館を受験生の集合場所に、講堂を保護者控室に分けて、「密」にならないように対応しました。
西大和学園の試験教室。受験生たちの緊張の様子がひしひしと伝わってきます
西大和学園では、1教室の定員を昨年度よりも若干増やしました。また、机に設置する飛沫防止のアクリル板も今年度はありませんでした。検温やアルコール消毒など、基本的な感染対策は行われましたが、新型コロナ流行前の様子にほぼ戻っている印象を受けました。
東大寺学園は、感染症対策の変更はなく、校舎前でのサーマルカメラによる検温や、手指の消毒を徹底。保護者控室の入り口には、昨年度と同様に、保護者と受験生の名前と連絡先を記入する用紙が準備されていました。
このように、関西では、全体的に感染症対策の緩和が見られました。各学校とも、アルコール消毒や検温などの基本的な対策は行っており、特に混乱などはありませんでした。
なお、新型コロナウイルス感染症の罹患などにより、入試が受けられなかった受験生のために、追試験を行うと事前に発表している学校もありました。四天王寺は1月28日、甲陽学院と東大寺学園は1月29日、西大和学園は本校入試(1月15日午後)の2週間後に実施するとしていました。
会場に足を運ぶ人数は減少するも
喜びに満ちた合格発表の瞬間
今年度は、四天王寺と甲陽学院の2校の合格発表の会場を訪れました。四天王寺は「和光館」にて、1月16日の9時から掲示。10分前には開門するので、早めに到着した受験生と保護者は、館内の座席に着席して発表を待ちます。定刻の9時には、校長先生のあいさつとともに、プロジェクターに合格者番号が投影されました。近年は、インターネットとの同時発表が多くなっていますが、同校は最初に掲示での発表を行うため、多くの受験生が訪れました。
16日の甲陽学院の発表会場は、昨年度と同じく、西門を入ってすぐの体育館の2階です。予定時刻の15時30分に門が開くと、受験生と保護者は体育館1階の壁際に沿って並び、16時からの発表を待ちます。出口は入り口と逆サイドに設けられ、発表を確認してから書類を受け取るまでの一方通行の動線が確保されていたので、密になることはありませんでした。
インターネットを併用した発表が増えているせいか、発表当日に学校を訪れる受験生は減ったように感じます。しかし、合格した子どもたちの喜びは、例年と変わりありません。合格発表では受験生同士で軽く抱き合ったり、ハイタッチをしたりする姿が見られました。なかには、喜びのあまり走り回る受験生もおり、歓喜に満ちた様子がしっかりと伝わってきました。
甲陽学院の合格発表の様子。今年も体育館で行われました
四天王寺の合格発表は「和光館」で実施。スクリーンに合格者の受験番号が投影されました
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