2月1日午前入試を実施

　これまで2月1日の午後入試が一般入試の初回だった東京都市大学付属中（東京都世田谷区）は、23年度入試より、2月1日午前に第1回の入試を実施します。2月1日午後の入試は2科のみとなり、第2回として行われます。これまで4日午前だった第3回は3日午前に、6日午前だった第4回は5日午前に、それぞれ変更されます。また、2日午前に行っていたグローバル入試は、3日午前に移動します。日程だけでなく定員にも変更があるので、注意が必要です。1月に行われる帰国生入試を含め、試験日程・募集定員・試験科目は次のとおりです。詳細はホームページをご確認ください。

• ■帰国生入試
  ・試験日程：1月6日午前
  ・募集定員：Ⅱ類若干名、Ⅰ類若干名

・試験科目：A方式／国語・算数・英語
または算数・英語・作文（日本語）
B方式／2科または4科

• ■第1回入試
  ・試験日程：2月1日午前
  ・募集定員：Ⅱ類約10名、Ⅰ類約40名
  ・試験科目：4科
  ■第2回入試
  ・試験日程：2月1日午後
  ・募集定員：Ⅱ類約40名、Ⅰ類約60名
  ・試験科目：2科
  ■第3回入試
  ・試験日程：2月3日午前
  ・募集定員：Ⅱ類約20名、Ⅰ類約40名
  ・試験科目：4科
  ■第4回入試
  ・試験日程：2月5日午前
  ・募集定員：Ⅱ類約10名、Ⅰ類約20名
  ・試験科目：4科
  ■グローバル入試
  ・試験日程：2月3日午前
  ・募集定員：Ⅱ類若干名、Ⅰ類若干名
  ・試験科目：算数・英語・作文（日本語）

目黒星美学園より校名変更
共学化し、二つのクラスを設置

　女子校である目黒星美学園中学高等学校（東京都世田谷区）は、23年4月より男女共学となり、校名を「サレジアン国際学園世田谷中学高等学校」に変更して、新たなスタートを切ります。
　「世界市民力を育み、国際社会で活躍していく力を身につける」ことをめざして、本科クラスとインターナショナルクラスを設置。本科クラスでは、みずから設定した研究課題に取り組む「ゼミ」を行います。自分でテーマを設定し考え続けることに加え、ゼミ内でのディスカッション、データの解析やプレゼンテーションなどを経験することで、「世界市民力」を形成する能力を習得していきます。一方、インターナショナルクラスは、帰国生など高い英語力のある生徒を対象としたアドバンストグループと、英語の学習歴に関係なく、高い英語学習意欲のある生徒を対象としたスタンダードグループに分かれます。アドバンストグループでは、英語はもちろん、数学・理科・社会の授業もオールイングリッシュで行われます。詳細はホームページをご確認ください。

23年度より高校募集を停止し、
中学募集の規模を拡大

　都立白鷗高等学校・附属中学校（東京都台東区）は、23年度入試より、高校段階での生徒募集を停止します。それと同時に、中学校段階からの高い入学希望のニーズを踏まえ、中学校段階での生徒募集の規模を拡大する予定です。

探究型（みらとび）入試とグローバル入試を新設

　桐蔭学園中等教育学校（横浜市青葉区）は、23年度入試において、「探究型（みらとび）入試」「グローバル入試」を新設します。これに伴い、第1回午前・第2回・第3回の試験科目が変更されます。また、各回の募集定員にも変更があり、それぞれ男女同数となります。試験日程・募集定員・試験科目は次のとおりです。詳細はホームページをご確認ください。

23年4月に開校予定

　流通経済大学付属柏高等学校（千葉県柏市）は、中高一貫教育を行う「流通経済大学付属柏中学校」を23年4月に開校します。グローバルコミュニケーション教育、ICT共創教育、流経リーダーシップ教育を特色として掲げ、その三つを融合させた「未来創造教育」により、将来、日本や世界の礎となって活躍できる有為な人材の育成をめざします。中高での6年間は、一貫校のメリットと流通経済大学の付属校であることのメリットを最大限に生かした教育メソッドで、確かな学力と人間力を身につけます。
　クラス数は1学年4クラスを予定しています。23年度入試では、12月に第一志望入試を行い、1月20日以降に一般入試を複数回実施します。詳細は、順次ホームページで発表していく予定です。