受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

母校再訪

(「18年9月号」より転載/18年8月公開)

母校再訪

江戸川女子中学校・高等学校

小菅 詩織さん(2018年卒業)
都築 瞳水さん(2018年卒業)

敬愛し合える環境で育んだ知性と品性
新しい時代にふさわしい自立した女性をめざす

 創立以来、「誠実・明朗・喜働」の三つの柱を教育の基本方針とし、豊かな情操と知性を身につけた「教養ある堅実な女性」の育成に努める江戸川女子中学校・高等学校。そのきめ細かい進路指導や教科指導には定評があります。今回は、“江戸女”で過ごした日々があったからこそ今の自分があるという卒業生2人に、6年間の学校生活を振り返ってもらいました。

基礎力の養成だけでなく
高い人間力も育める環境
小菅 詩織さん 慶應義塾大学文学部人文社会学科1年

小菅 詩織さん慶應義塾大学文学部人文社会学科1年「勉強だけでなく、部活や文化祭など、生徒がやりたいことは何でも背中を押して促してくれる環境で伸び伸びと過ごした6年間。いろいろなことに挑戦するなかで、卒業後も交流できるような仲間に出会えました」

―入学してみて、学校にどのような印象を持ちましたか。

小菅 校則がとても厳しいなと思いました。細かい指導に窮屈さを感じることもありましたが、あいさつや身だしなみなどのマナーをはじめ、5分前行動の徹底など、今思えば当たり前のルールがしっかり身についたのは、江戸女での6年間があったからです。

都築 毎週、小テストが課されるので、定期試験の前だけ勉強するのではなく、常に机に向かい、ノートを見直して復習する習慣がつきました。たくさんの宿題に加えて小テストの勉強をするのは大変でしたが、毎日のこつこつとした積み重ねが着実に力をつけてくれました。

―情操教育の一環として、日本文化を学ぶ機会があるそうですね。

小菅 中1のときは茶道、中2で筝曲、中3で華道の特別授業があります。活気のあるふだんの授業とは違う、落ち着いた雰囲気のなか、正しいことば遣いや所作を身につけることができました。

都築 授業を受けることによって取得できる華道の資格も持っています。こういった機会がなければきっと縁がなかったでしょう。日本の伝統や礼儀作法を学べる有意義な時間でした。

未来を見据えた英語教育と
研修を通して培う実践力
都築 瞳水さん
慶應義塾大学医学部医学科1年

都築 瞳水さん上智大学文学部国文学科1年「中高は6年間を通してマンドリンギター部に所属し、マネージャーとしての責任感を培いながら、みんなと協力して演奏する楽しさを知りました。部活が勉強の妨げになることはなく、かえってモチベーションアップにつながりました」

―江戸女といえば、英語教育に力を入れていますね。

都築 リスニングやスピーキングの授業が充実しており、「読む・書く」だけでなく、「聞く・話す」といった4技能をバランス良く伸ばすことができました。わたしが受験した大学入試は、どこも英語の配点が高かったのですが、中高での土台作りがしっかりしていたので、大きな強みになりました。英語は今後ますます重視されると思いますが、江戸女でしっかり学習すれば問題ないと思います。

小菅 受験英語だけでなく、ネイティブ講師による英会話など、実用的な英語も学ぶことができました。生きた英語に触れることで、いつの間にかいちばん好きな科目になっていたのは自分でも驚きです。大学では専門的に英語を学びたいと思い、英米文学科を志望しています。

―印象に残っている行事について教えてください。

都築 普通科全員が参加した高2のときのカナダ旅行はいちばんの思い出。7泊8日のスケジュールのなか、2人一組のペアになってのホームステイは貴重な経験でした。ホストファミリーに言いたいことを伝えるため、授業で習った会話のフレーズを必死で思い出し、時には身振り手振りを交えながら四苦八苦。つたない英語でもなんとかコミュニケーションを取ることができたのは、かなり自信になりましたね。

小菅 カナダ修学旅行は英語力を向上させるだけでなく、友人との絆を深めるうえでも重要なイベントでした。高1のときは、中学から進学した内部生と高校受験で入学した生徒はクラスが別なのですが、高2から混合クラスになります。初めのうちはお互いよそよそしさを感じることもありましたが、修学旅行をきっかけに打ち解け、ぐっと距離を縮めることができました。

生徒の能力を最大限に発揮させる
きめ細かくていねいなサポート

噴水のある「パティオ」は憩いの場。晴れた日には、よく仲間と一緒にお弁当を食べました

―受験指導はどうでしたか。

小菅 夏休みや冬休みなど、長期休暇中に実施される講習がとても充実しています。分野別、教科別のものや、志望校別の過去問対策など、たくさんの講座のなかから好きなものを選べました。希望人数が多い場合でも全員受講できるよう、広い教室を開放して授業をしてくれました。

都築 特に古典の講習は人気でしたね。担当の先生はとてもていねいにわかりやすく教えてくださったので、最初は苦手だった古典が、大好きになりました。わたしは大学で国文学を学んでいますが、特に古典を深く研究しようと考えているのも、その先生の影響が大きかったからです。

エントランスホールに足を踏み入れると、大理石でできた通称「シンデレラ階段」が生徒たちを迎えてくれます

―先生方からのアドバイスやフォローはいかがでしたか。

都築 難関大学といっても、入試問題は全問が難しいわけではないので、基本的な問題では確実に得点できるようにしなさいと、先生から何度も言われました。その助言は、過去問を解いていくなかで強く実感しました。基礎がしっかりしていないと応用問題も解けないので、基礎をたたき込んでくださって本当にありがたいと感じています。

小菅 わたしは自己推薦で慶應義塾大学を受験しました。小論文の試験がとても不安で塾の利用を考えたこともありましたが、学校のサポートのみで突破できたと言い切れます。参加した小論文の講習では、先生が過去問を分析し、得点の細かいポイントまで教えてくださいました。繰り返し添削指導をしていただいたおかげで、自信を持って受験に臨めました。

生徒指導副部長であり、入試対策委員長の小笠原敦先生には、在学中、たいへんお世話になりました

―将来の目標を教えてください。

都築 小さいころから友人に勉強を教えることが好きだったので、夢は教員になること。わたしが古典の先生から大きな影響を受けたように、生徒がその科目を好きになれるかどうかは教員しだいだと思います。わたしの授業が未来の生徒に影響を与えることができるよう、本気で努力していくつもりです。いずれは大好きな江戸女で教壇に立てたら幸せです。

小菅 英語の授業で洋画を見る機会がたびたびあったのですが、日本語字幕の奥深さに感動し、映像翻訳に興味を持っています。文法を正確に訳すというよりも、映画の舞台になった背景にある歴史や文化を考慮することで、より良い翻訳ができると思っています。留学や海外でのボランティアにも興味があるので、さまざまなことに挑戦しながら経験値を積みたいと考えています。

―最後に、江戸女に進学を希望する後輩たちにメッセージをお願いします。

都築 先生方を信じて教えてもらうことに一生懸命取り組めば、やりたいことを実現させる力が自然についてくるので、心配はいりません。

小菅 校則や学習面での指導は厳しく感じるかもしれませんが、毎日の積み重ねが必ず自分の成長につながります。面倒見が良くて個性豊かな先生方と、真面目で明るい仲間たちが江戸女にはいます。少しでも江戸女に興味がある方はぜひお待ちしています。後悔はしないはずです。

《学校のプロフィール》

江戸川女子中学校・高等学校

所在地 〒133-8552 東京都江戸川区東小岩5-22-1

     JR「小岩」駅より徒歩10分、京成線「江戸川」駅より徒歩15分

電 話 03-3659-1241
H P http://www.edojo.jp 別ウィンドウが開きます。

《Information》

学校説明会(要予約)
  9月  8日(土)14:00~
10月  6日(土)14:00~
11月10日(土)10:00~
12月  1日(土)10:00~
入試問題説明会(要予約)
12月15日(土)14:00~
ナイト相談会(要予約)
10月19日(金)18:00〜

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