受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

母校再訪

(「18年9月号」より転載/18年8月公開)

母校再訪

八王子学園八王子
中学校・高等学校

遠藤 優莉花さん(2018年卒業)
山本 奈津子さん(2018年卒業)

個性を大切にする温かな雰囲気のなかで
切磋琢磨しながら自己実現をめざす

 将来、自分の人生を切り拓いていくために必要な「確かな学力」を養うとともに、自由な雰囲気のなかで「豊かな人間性」を育むことにも力を入れている八王子学園八王子中学校・高等学校。2016年度から学校改革「八王子イノベーション」をスタートさせ、「探究ゼミ」の新設、ICT教育の充実、中学での「東大・医進クラス」の設置など、次々と新たな取り組みを展開し、注目を集めています。この春、中学校1期生として卒業し、慶應義塾大学と早稲田大学に進学した二人に6年間の学校生活を振り返り、同校の魅力について語っていただきました。

「がんばり次第で どんな存在にでもなれる」
遠藤 美樂さん 早稲田大学社会科学部1年

遠藤 優莉花さん早稲田大学 教育学部1年2018年卒業。中学では体操部、高校では空手部とコーラス部に所属。「大学ではアカペラサークルで活動しています」。今年からはチューターとして母校の後輩をサポートしています。

―入学時の第一印象から教えてください。

山本 高い校舎と広いグラウンドが印象的で、大きな学校だなと思いました。校門付近の桜がすごくきれいでした。

遠藤 入学式後に、先生方が両脇に並んで道をつくり、「おめでとう!」と声を掛けてくれて感動しました。とても温かい雰囲気の学校だなと思いました。

―部活動はされていましたか。

山本 中学ではバスケットボール部に、高校では生徒会執行部に入っていました。どちらもチームプレーが必要で、仲間と協力することの大切さを学びました。八王子学園には全国大会に出場するような部も多く、クラブ活動は盛んです。

遠藤 中学では体操部に、高校では空手部とコーラス部に入っていました。あいさつや礼儀など、厳しい面もありますが、先輩方が優しくて部の雰囲気も良く、楽しく活動できました。

―授業はどうでしたか。苦手な科目などはありましたか。

遠藤 わたしは中1のころから英語が苦手でした。ネイティブの先生の会話の授業があって、人前で話すのが恥ずかしくて。でも、生徒10人ぐらいの少人数制なので少しずつ慣れて、中3になるころには好きな授業になっていました。

山本 わたしは数学が苦手でした。自分で勉強してもわからないところは、先生に聞きにいきました。そのうち数学だけでなく、ほかの科目の勉強法や受験対策なども相談に乗ってもらうようになりました。熱心な先生が多く、先生との距離が近いのもこの学校の特徴です。「ここにはすべてがそろっている。自分のがんばり次第でどんな存在にもなれる」と先生が熱く語っていたのを思い出します。

―行事も盛んとのことですが、特に印象に残っているものはありますか。

中高時代によく通った職員室。生徒は立ち入り禁止なので、入り口付近から先生に声を掛け、質問や相談をしました

山本 高2の球技大会です。八王子学園は主体性を重視していて、生徒会執行部が中心になって運営します。降雨の影響もあってタイムテーブルを作成するのがとても大変でした。その分、終わったときには仲間と一緒に大きな達成感を味わうことができました。

遠藤 わたしは高1のときの体育祭ですね。体育祭は3学年の各クラスを青、赤、黄、緑の四つのチームに分け、チーム対抗で盛り上がります。それまであまり知らなかった人との絆が深まり、応援することで仲良くなりました。

心が折れそうになったとき
支えになった仲間の存在
山本 英汰さん
東京工業大学第1類1年

山本 奈津子さん慶應義塾大学 看護医療学部1年2018年卒業。高校では生徒会執行部の副会長として活躍。今年から進路指導室のチューターとして母校に。「先輩のチューターの方に励まされました。今度はわたしが後輩を応援する番です」

―進路を決めた時期と理由についてお聞かせください。

遠藤 将来の進路についてはかなり迷ったのですが、大学に入って勉強をしながらやりたいことを見つけていこうと思い、国語が好きだったので文系の学科を選びました。早稲田大学に決めたのは、高2の夏のオープンキャンパスで自由な雰囲気が気に入り、ここで学びたいと思ったからです。

山本 中2のときに母を病気で亡くしたのですが、そのときのつらい経験から同じような思いをする人がないよう、患者さんやご家族の心のケアをする道に進みたいと思うようになりました。慶應義塾大学の看護医療学部を受験しようと決めたのは高3の夏休み以降です。一般的な看護師以外にも幅広く道が開けているところに魅力を感じました。

―受験勉強はいかがでしたか。

遠藤 自分の実力に対して目標が高すぎて、何度もあきらめそうになりました。一緒に勉強している友人と将来の夢を語り合ったり、笑い話をして気分転換をしたりして、モチベーションを維持するようにしました。弱気になったり、迷ったりしたときには、進路指導室や職員室を訪ねて、先生からアドバイスを頂きました。

山本 入試開始から中盤ごろまで、なかなか合格がもらえなくて不安な日が続きました。そういうときに力になったのは、自習室で同じようにがんばっている仲間の存在です。毎日顔を合わせ、一緒にお弁当を食べながら話した友人たちが心の支えになりました。進路指導室には大学生のチューターの方もいて、学習指導や進路相談に応じてくれます。自習室以外に廊下にもブースが設けてあり、そこで勉強することもありました。

久しぶりに訪れた生徒会執行部の専用部屋で。この雑然とした雰囲気が好きで、授業後によく足を運びました

―大学生活が始まりました。今後の目標についてお聞かせください。

遠藤 わたしは今、国語国文学科で日本文学や日本語の文法を研究しています。ことばに興味があるので、効果的な話し方なども学んでいきたいと考えています。

山本 看護医療にはリエゾン精神看護という、患者さんの心のケアに焦点を当てた分野があります。精神看護専門看護師という資格もあるので、そうした道も意識しながら学んでいこうと思います。

―最後に、受験生に向けてメッセージをお願いします。

校長の小山 貢先生と記念撮影。2018年3月

山本 6年間を通して励まし合い、切磋琢磨してきた仲間と、卒業後も一緒に遊びに来ることができる学校、それが八王子学園です。入学すれば、共学校での楽しい学校生活が待っています。がんばってください。

遠藤 勉強に打ち込むにせよ、部活動に励むにせよ、この学校には最高の環境が整っています。先生方も個性的でおもしろく、手厚くサポートしてくださいます。受験勉強はつらいこともあると思いますが、目標に向かってがんばってください。

《学校のプロフィール》

八王子学園八王子中学校・高等学校

所在地 〒193-0931 東京都八王子市台町4-35-1

     JR中央線「西八王子」駅南口より徒歩5分

電 話 042-623-3461
H P http://www.hachioji.ed.jp 別ウィンドウが開きます。

《Information》

学校説明会(要予約) 保護者対象
各回10:00 ~11:30
  9月  7日(金)、10月11日(木)、11月15日(木)、12月3日(月)
八学祭(ツアー)&説明会(要予約) 小学生対象
  9月29日(土)10:00〜11:30
八学祭(文化祭)
  9月29日(土)、30日(日)9:00~15:00
オープンキャンパス&説明会(要予約)
10月13日(土)10:00〜11:30
全学授業公開(予約不要)
10月13日(土)8:45~12:35
「探究ゼミ」見学&説明会(要予約)
11月14日(水)10:00~11:30
入試問題ガイダンス&説明会(要予約)
11月17日(土)10:00~11:30
入試模擬問題体験&説明会(要予約)
・2科4科型
12月16日(日)①10:00~11:30 ②13:00~14:30
・適性検査型
12月24日(月・振休)10:00~11:30
冬期学校見学会(要予約)
  1月  5日(土)10:00~11:00
入試直前対策説明会(要予約)
  1月12日(土)10:00~11:30
ナイト説明会(要予約)
各回18:00 ~19:00
10月  3日(水)、11月14日(水)、12月  5日(水)
保護者対象直前説明会(要予約)
各回16:00 ~17:00
  1月10日(木)、1月15日(火)、1月21日(月)、1月23日(水)

ページトップ このページTopへ