受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

母校再訪

(「19年10月号」より転載/19年9月公開)

母校再訪

帝京大学中学校・高等学校

神蔵 佳奈さん(2019年卒業)
山口 勇希さん(2019年卒業)

先生との距離が近い環境のなか、
仲間と切磋琢磨し、希望進路を実現

 「努力をすべての基とし、偏見を排し、幅広い知識を身につけ、国際的視野に立って判断できる人材を育成する」という建学の精神を掲げる帝京大学中学校・高等学校。根気良くはたらきかける「面倒見の良さ」で確かな学力を養成し、国公立大をはじめ、早慶上理などの難関大学に毎年多くの合格者を輩出しています。今春、早稲田大学と東京大学に現役合格した卒業生2人に、同校での学校生活を振り返ってもらいました。

「朝講座」の小テストで
学力の基礎を固める

神蔵 佳奈さん早稲田大学文学部1年「すばらしい先生や友だちに出会えたことが一生の宝です」。今は演劇の研究か歴史学を深く学ぶか検討中。将来は舞台に関係する仕事にかかわりたいと思っています

―帝京大学中学校を志望した理由や入学したときの印象をお聞かせください。

山口 塾の先生に薦められて興味を持ちました。文化祭に行ってみたらすごく楽しくて、受験することにしたのです。入学当初は緊張しましたが、すぐに友だちができて、楽しく過ごせました。

神蔵 わたしも文化祭が印象的でした。吹奏楽部の演奏がすばらしくて、この学校の吹奏楽部に入るために受験しました。もちろん、入学後は吹奏楽部に入部しました。

―部活動はいかがでしたか。

神蔵 新入生歓迎演奏で『シング・シング・シング』を聞き、クラリネットがすてきだったので楽器はクラリネットを選びました。部員が総勢100名近くいたので、音楽への熱意の差などでもめることもありました。それでも、みんなで目標に向かってがんばり、高2のときに全国大会に出ることができました。つらかったことも多かったのですが、その分、達成感がありました。

山口 わたしは陸上部に入りました。長距離を選んだので、5000メートル走を中心に、中距離に当たる1500メートル走もやっていました。高2では部長になってみんなをまとめつつ、都大会にも出場しました。礼儀やものの考え方、後輩の指導法など、学ぶことが多かったですね。

自習や調べものなどで図書館にはよく通いました。「オープンスペースにも机が置かれ、いつでも自習できる環境が整っています」と神蔵さん

―帝京大学中学校は、学習面でも面倒見が良いと評判です。中学時代は、どのような指導がありましたか。

神蔵 中学生のころから、毎日実施される「朝講座」での小テストなどを通じて学習習慣が身につきました。学力の下地を作ってもらえたのはありがたかったです。

山口 「朝講座」「夕講座」というのは、英単語・数学・漢字などをマスターするための時間です。自分でこつこつやるのは得意ではなかったので、小テストという1週間ごとの目標が励みになりました。あの時間のおかげで、しっかりと基礎力がついたのだと思います。

9割の生徒が参加する
ニュージーランド語学研修旅行

山口 勇希さん東京大学理科一類1年高3春の引退まで陸上部を続けながらも現役で東大に合格。大学ではロボコンサークルに所属。将来は人工知能(AI)やロボットの技術者をめざしています

―高1のニュージーランド語学研修では、1家庭に1人ずつホームステイし、授業やアクティビティを通して英語漬けの3週間を過ごすそうですね。

神蔵 語学研修は希望制ですが、9割の生徒が参加します。わたしのホームステイ先はおばあさん1人だけの家だったのですが、すごく温かい方で、毎日寝る前にハグしてくれるのです。もちろん、会話は英語なので最初はとまどいもありましたが、きちんと通じたときにはほめてくれたりして、うれしかったですね。今思うと、充実した時間でした。英語に自信がなくても、行ってみれば何とかなるという体験になりました。

山口 わたしのステイ先は子どもが独立した後の夫婦の家庭でした。そのためか「自分のことは自分でやるように」という方針。朝食の用意も自分でやらなくてはならないのですが、あまり経験がなかったので苦労しました。そのおかげで、自分でさっと用意して学校に行く習慣がつきました。

先生との距離が近く
学校で受験勉強が完結

たくさんの思い出が詰まった教室。「家では集中できないので、勉強はほとんど学校でしていました」と山口さん

―大学入試に当たって、志望校はどうやって決めましたか。

神蔵 文学部志望ということは決まっていたのですが、歴史学に興味はあるし、古典もおもしろいと思ったので、何を専攻するかで悩みました。そのなかで候補に挙がったのが早稲田大学です。早大では1年生のうちは教養課程でいろいろな授業を取れて、専攻科目が必須になるのは2年生以降になります。専攻をどうするか考える猶予がある点が魅力的でした。先生からも、「いろいろな選択肢があるから、何でもできるよ」と背中を押してもらえました。

山口 もともと国公立大学に進みたいと思っていました。理系で都内トップレベルとなると、東大と東工大が候補に挙がってきます。わたしは理系科目が突出して良いタイプではないので、ひょっとしたら東大のほうが受かりやすいのではないかと考えて、東大をめざすことにしました。東大も学部を決めるまでに猶予期間があるので、その点も自分には合っているのではないかと思いました。

中1から高3まで6年間お世話になった入試広報部の竹之内毅先生と

―通常の授業はもちろん、講習や補習なども充実していますが、先生のサポートで特に助かったものはありますか。

神蔵 志望校のなかには、世界史で400字論述を出題する大学もありました。先生にその添削をしてもらえたのはありがたかったです。また、受験期にメンタルが揺れたりしたときも、すぐ職員室に行くようにしていて、先生に弱音を吐いたり、雑談をしたりして気持ちを落ち着かせていました。

山口 東大も英作文があったので、先生に添削をお願いしていました。ふだん習っていない先生にも質問できて、気軽に職員室にも行ける雰囲気でした。そのおかげもあり、予備校に行くことなく、現役で合格できました。

―中学受験生に向けて、あらためてこの学校の良さ、思い出を聞かせてください。

神蔵 生徒同士はもちろん、先生との距離が近いアットホームな学校です。わたしはこの学校に入って、人間関係に恵まれたなと感じています。「毎日学校に来るのが楽しくてしかたがない」。純粋にそう思えることはなかなかないと思うのですが、この学校はそういう経験ができるところだと思います。

山口 中学は1クラス30名×4クラスと、少人数です。だからこそ、きめ細かく面倒を見てもらえるし、友だちや先生たちと深く交われます。いろいろなタイプの人から刺激を受けながら、自分の世界を広げることができる環境が整っているといってよいでしょう。ぜひ、見学に来てください。

《学校のプロフィール》

帝京大学中学校・高等学校

所在地 〒192-0361 東京都八王子市越野322

     JR中央線「豊田」駅、京王相模原線・小田急多摩線・多摩都市モノレール「多摩センター」駅、京王線「平山城址公園」駅近く平山5丁目バス停よりスクールバスあり。京王相模原線「京王堀之内」「南大沢」駅、京王線「聖蹟桜ヶ丘」駅などよりバス「帝京大学中高校」下車

TEL 042-676-9511
H P www.teikyo-u.ed.jp 別ウィンドウが開きます。

《Information》

学校説明会(要予約)
10月  5日(土)14:00~
11月16日(土)10:00~
12月15日(日)13:00~、14:00~
  1月  5日(日)13:00~、14:00~
  3月14日(土)14:00~
※12/15と1/5には過去問対策授業あり
邂逅祭(文化祭)
11月  3日(日・祝) 10:00~16:00
11月  4日(月・振休)  9:30~15:30

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