受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

母校再訪

(「20年10月号」より転載/20年9月公開)

母校再訪

帝京大学中学校・高等学校

小泉 ほのかさん(2019年卒業)
坂田 健太さん(2019年卒業)

進学校にもかかわらずアットホームな雰囲気
一人ひとりへのていねいな個別指導がうれしい

 「チャレンジを応援する進学校」というキャッチフレーズを掲げる帝京大学中学校・高等学校では、国公立大学をはじめ早慶上理やMARCHなどの難関大学に毎年多くの合格者を輩出しています。その進学実績を支えているのが、創立以来実践している少人数教育カリキュラムと、生徒一人ひとりの将来を見据えた「面倒見の良い」指導体制です。同校の卒業生で昨年春、東京工業大学に現役合格した坂田健太さんと中央大学に現役合格した小泉ほのかさんのお二人に、同校の学びについて率直に語っていただきました。

少人数教育で
先生と生徒の距離が近い

小泉 ほのかさん中央大学法学部2年中高時代は吹奏楽部でクラリネットを担当。高2で部長も経験。現在は地方公務員をめざし、中央大学法学部政治学科地域創造コースで、まちづくりや地方政府について学んでいます。大学のサークルではESSに所属。

―お二人はなぜ、帝京大学中学校を受験しようと思ったのですか。その志望動機をお聞かせください。

小泉 1クラス30人、1学年4クラス120人という少人数教育にひかれました。学校見学会で見た数学の授業もわかりやすく、先生が優しくていねいに教えていたのが強く印象に残りました。

坂田 文化祭を見学し、先生と生徒の距離が近いところに魅力を感じました。ある展示でトラブルが発生したのですが、それについて生徒が先生に気軽に相談し、先生も親身になって一緒に解決策を検討していました。その様子を見て、「いいなあ」と思ったのです。進学校にありがちなぎすぎすした感じがなく、和やかな雰囲気が感じられ、ここで勉強したいと思いました。

―実際に入学してみて、どのような印象を受けましたか。

坂田 とにかく面倒見が良く、先生方からのサポート体制が充実していると感じました。学習面で悩みを抱えている生徒は自分からはなかなか言い出しにくいものですが、ここでは先生の側からアプローチしてくれて、苦手科目の克服にいち早く取り組むことができます。最終的には本人の努力次第ですが、第一歩を踏み出すきっかけを先生がつくってくれるのは、とてもありがたいですね。

吹奏楽部で活躍していた小泉さんにとって、音楽教室は忘れられない場所。さまざまな思い出がいっぱい詰まっています

小泉 わたしは毎週、朝の小テストがあることに驚きました。英単語・数学・漢字などのテストで、点数が悪いと再テストや補習が課されます。最初は大変だと思いましたが、おかげで基礎問題をしっかり復習するようになり、勉強する習慣が身につきました。

部活動や海外語学研修など
充実した6年間の学校生活

坂田 健太さん東京工業大学情報理工学院2年中高時代は写真部で主に風景写真を撮影。将来の進路は未定だそうですが、大学で学んでいる情報系の専門知識を生かせる仕事に就きたいとのこと。大学では、研究室を広く紹介する冊子「LANDFALL」編集部に所属。

―文化部では中高合同で、運動部では中高別に活動することが多いと聞いています。お二人はどんな部活動をしていましたか。

小泉 中1から高3まで吹奏楽部でクラリネットを吹いていました。中3のときに東京都のコンクールで金賞を受賞したことが自慢です。高2のときは部長として約100名の部員を束ね、管楽合奏コンテスト全国大会に出場。全員の意見をまとめるのは大変でしたが、今ではいい経験ができたと思っています。

坂田 中・高を通して写真部に所属していました。入部のきっかけは、クラブ紹介の時間に見た、写真部制作の連続写真による動画の完成度が高くて感動したから。毎週の通常活動に加え、月1回の撮影会で鎌倉や富岡製糸場などに出かけたりしたほか、泊まりがけの合宿もありました。また、すべての部活動を統括するクラブ委員会に所属し、高2のときに委員長を務めました。

―国際教育の一環として、高1を対象としたニュージーランド語学研修が30年以上前から続けられています。どんな思い出がありますか。

情報教室のパソコンで、撮影した写真の画像処理をしていたという坂田さん。傑作をものにしたときの感動がよみがえります

坂田 ニュージーランドではホスト宅に3週間滞在し、現地の人々が日々優しく接してくれたことがいちばんの思い出になっています。英語でもっと話せるようになりたいという、切実な思いも生まれました。

小泉 ニュージーランド語学研修は6年間で最高の思い出です。現地の大学で講義を受けたのですが、ある日構内で迷子になり、多くの人のお世話になることに。その経験から「地方公務員として人の役に立ちたい」というわたし自身の進路も見えてきました。

多彩な夏期講習と親身の指導で
大学受験を個別にフォロー

―進路はいつ決めたのですか。

小泉 高1のときに文系進学を決め、高2で志望大学を決めました。

坂田 小学校のころから算数と理科が得意だったので、最初から理系と決めていました。第一志望の大学を決めたのは高2のときです。

―受験勉強にはどのように取り組みましたか。

小泉 わたしは塾に行かなかったので、学校の勉強だけが頼りでした。特に苦手な小論文は、先生方にお願いして添削指導を受け続けました。どの先生にお願いしても、快く個別指導を引き受けてくださり、毎日のように小論文を書いて提出。おかげで文章を書き上げる力がつき、第一志望の大学に現役で合格できました。

坂田 わたしは英語が苦手だったので、それ以外の科目で高得点を狙うしかありませんでした。数学と物理は得意でしたが、困ったのが化学。どうしても点数が取れなかったので、化学の先生に相談すると、わたし専用のプリントを作ってくださいました。そのプリントで学習するうちに得点力がつき、合格に必要な点数を取ることができました。

―夏休みに開かれる講座も充実しているそうですね。

坂田 中1から高2までは英・数・国を中心に10日間程度、高3向けには英・数・国に加えて、理科・地歴・公民の6教科の講座が40日間程度開講されます。わたしも受験に必要な教科の講座はすべて受講しました。演習量も多いので受験勉強に最適です。

小泉 同じ英語でも文法主体や長文読解主体と内容が分かれていたり、初級・中級・上級向けに分かれていたりと、数多くの講座があります。どれでも自由に選択できますが、人気が集中した場合のみ抽選に。塾に行かなかったわたしは、同級生たちと机を並べることで刺激を受け、受験勉強に集中できました。

中1から高3まで、6年間お世話になった学年主任の大塚啓之先生と

―最後に、受験生や保護者の皆さんへのメッセージをお願いします。

小泉 帝京大学中はとてもアットホームな雰囲気で、誰もが6年間安心して過ごせる学校です。先生も生徒たちも、優しく朗らかな人ばかりで、見学に来ていただければ、そのすばらしさが実感できると思います。コロナ禍の今、学校見学はなかなか難しいかもしれませんが、機会があれば、ぜひ、足を運んでみてください。

坂田 中学受験は親の意向との板挟みになりがちで、いろいろと大変だと思いますが、今の努力は必ずいつか報われます。帝京大学中に入学すれば、将来のさまざまな可能性が広がると思うので、将来に希望を持って、最後まで全力で駆け抜けてください。わたしたちも応援しています。

《学校のプロフィール》

帝京大学中学校・高等学校

所在地 〒192-0361 東京都八王子市越野322

     JR中央線「豊田」駅、京王相模原線・小田急多摩線・多摩都市モノレール「多摩センター」駅、京王線「平山城址公園」駅近く平山5丁目バス停よりスクールバスあり。京王相模原線「京王堀之内」「南大沢」駅、京王線「聖蹟桜ヶ丘」駅などよりバス「帝京大学中高校」下車

TEL 042-676-9511
H P www.teikyo-u.ed.jp 別ウィンドウが開きます。

《Information》

学校説明会(要予約)
10月17日(土)10:00~11:30
11月14日(土)10:00~11:30
12月19日(土)10:00~11:30
※日時や内容が変更になる場合があります。学校ホームページで必ずご確認ください。
校舎見学(要予約)
平日 10:00~  11:00~  12:00~
   13:30~  14:30~
土曜のみネットで受付
※それぞれ5組まで。詳しくは学校ホームページをご覧ください。

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