受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

母校再訪

(「21年6月号」より転載/21年5月公開)

母校再訪

東京都市大学付属中学校・高等学校

植木 優人さん(2020年卒業)
佐藤 憲聖さん(2020年卒業)

開放的で、互いを認め合う校風
「自由に、伸び伸びと」学ぶ6年間

 毎年、国公立大学や早慶など最難関の私立大学に多数の合格者を輩出している東京都市大学付属中学校・高等学校は、中1からⅡ類(最難関国公立大)とⅠ類(難関国公立・私大)のコースに分かれ、生徒の習熟度に合わせた教育を実践しています。今回は、昨年春、横浜国立大学と慶應義塾大学にそれぞれ現役で合格した卒業生のお二人に、同校での学びや学校生活を振り返っていただきました。

オリエンテーションですぐになじみ
中1の4月から楽しく生活

植木 優人さん慶應義塾大学法学部2年柏苑祭(文化祭)の実行委員として、広報活動をがんばりました。「三田祭」の運営に携わりたいと、慶應義塾大学に進学。法学部での研究にも積極的に取り組み、他の学部の授業にもチャレンジしています。

―都市大付属を志望した理由やきっかけを教えてください。また、入学してからの学校の印象はいかがでしたか。

植木 実は、第一志望は別の学校でした。そのため、学校のことをよく知らないまま受験。不安な気持ちでの入学でした。しかし、入学直後に行われたオリエンテーションですぐに友だちができ、「楽しくやっていけそうだ」と確信しました。

佐藤 母が説明会に参加し、雰囲気がぼくに合っているはずと言われ、受験を決めました。そのため、最初は少し後ろ向きな気持ちでしたが、入学してみると、友だちにも先生にも恵まれて、授業も楽しく、自分にぴったりの学校だと思いました。

植木 都市大付属は入試の回数も多く、入学してきた経緯もさまざまです。しかし、どんな人でもすぐになじむことができ、楽しく過ごせる学校だと思います。

―部活動も盛んで、9割以上の生徒が何らかのクラブに入っているそうですね。

佐藤 はい。ぼくは吹奏楽部に6年間所属し、高2では副部長を務めました。部の運営に携わり、定期演奏会や文化祭の準備を進めていくなかで、生きていくうえで大切な力を身につけることができたと思います。また、社会人として各方面で活躍している先輩方とやりとりできるのも貴重な経験です。部活動を通して、卒業後も母校に居場所があるのは、とてもありがたいですね。

鉄道研究部の部室でもある暗室は、学校の地下にあります。壁には思い出の写真などがたくさん貼ってあります

植木 ぼくは鉄道研究部に所属していました。デジカメではなく、フィルムの現像ができると知って、入部を決めました。鉄研はとても礼儀や規律に厳しいクラブで、社会の基本を徹底的に叩き込まれました。目上の方に対しても物怖じせず、もちろん礼節を守って、接することができるようになったのは、鉄研のおかげです。

信頼できる先生や仲間と
授業も放課後も充実した毎日

佐藤 憲聖さん横浜国立大学経営学部2年中高時代は吹奏楽部に所属し、ホルンを担当しました。今でもOBとして後輩の指導のため学校を訪れることがあります。将来はメディア関係の仕事をめざしています。

―6年間の中高生活でどんなことが思い出に残っていますか。

佐藤 卒業式の日に、担任の先生がおっしゃったことばが印象に残っています。「社会に出ても、卒業した大学の名前は君たちの肩書きとして残る。君たちにはそれだけの社会的責任があるのだから、そのことを忘れずに大学生活を楽しんでほしい」ということばです。大学に進むということの責任を再認識できて、とても心に残りました。

植木 学校の居心地が良かったことをよく覚えています。ぼくは運動が苦手だったのですが、都市大付属では「考える体育」と称して、各競技のルールなどを問うテストがあり、成績にも反映されます。苦手なことがあっても、得意なところで評価してもらえるのは、都市大付属の良いところですね。また、カフェテリアや図書館など、教室以外に勉強するところもたくさんあるので、放課後、居残りして勉強したり、友だちと話したりしていました。独特の「ゆったりした雰囲気」がある学校だと思います。

休み時間はグラウンドでサッカーをして遊びました。けがをしてしまったことも今ではいい思い出です

―6年間で達成感を感じた出来事はありますか。

植木 ぼくは、文化祭の実行委員として広報活動をがんばりました。都市大付属の文化祭をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思い、サピックスなどの塾に、それぞれの塾からのアクセスを書いたポスターを張らせてもらいました。また、遊園地やテーマパークのアトラクションの配置や動線を勉強するなど、文化祭を盛り上げるために全力で取り組みました。当日、前年よりも小学生がたくさん来てくれたり、受付担当の同級生にも評価してもらったりして、とてもやりがいを感じました。

佐藤 ぼくは受験勉強です。都市大の先生はとても頼りになるので、塾や予備校を利用せずに大学に合格できました。高3の春、英語の成績が良くなかった時期は、英語科の先生にお願いして、毎日長文問題を1題解いて提出し、添削していただきました。そこから英語の成績がぐんぐん伸びました。志望する横浜国立大学に合格できたのは先生の強力なバックアップのおかげだと思います。

新しく広い学びやで、多くのことを学習しました。いつでも帰ってきたいと思える学校です

―最後に、都市大付属をめざす受験生に、メッセージをお願いします。

佐藤 都市大付属は、自由で、楽しい学校です。いろいろなタイプの人がいますが、互いの個性を認め合い、伸び伸びと過ごすことができます。すばらしい先生もたくさんいて、勉強もしっかりできます。また、入学時にⅡ類(最難関国公立大)とⅠ類(難関国公立・私大)に分かれていますが、生徒の習熟度の伸長に合わせてⅡ類のクラスが増やされることもあります。実際、入学後に成績を上げて、Ⅰ類からⅡ類にコース変更する人がいますが、彼らが本当にすごいんです。東大に進む人もおり、周りの生徒も大いに刺激を受けます。その意味でも、やる気のある人にはとてもいい学校です。

植木 「都市大付属で学んで、本当によかった!」と胸を張って言えます。本当に魅力的な学校なので、もっとたくさんの人に知ってほしいと思います。いろんな人がいる都市大付属だからこその楽しみも、男子校だからこその良さもあります。また、6年生の皆さんは、受験勉強は大変だと思いますが、いろんなものを見たり体験したりすることも大切です。リラックスして受験勉強をがんばってください!

《学校のプロフィール》

東京都市大学付属中学校・高等学校

所在地 〒157-8560 東京都世田谷区成城1-13-1

     小田急線「成城学園前」駅より徒歩10分、東急田園都市線・大井町線「二子玉川」駅より成城学園前駅行きバス約20分

TEL 03-3415-0104
H P www.tcu-jsh.ed.jp 別ウィンドウが開きます。

《Information》

学校説明会
  6月20日(日)
  9月12日(日)
入試説明会
11月21日(日)
「施設見学ができる」土曜ミニ説明会
  9月25日(土)
2022年1月15日(土)
「施設見学ができる」水曜ミニ説明会
  6月  2日(水)
10月27日(水)
12月  1日(水)
イブニング説明会
  7月16日(金)
帰国生&グローバル入試説明会
  7月31日(土)
  9月25日(土)
柏苑祭(文化祭)
10月2日(土)・3日(日)

※説明会はいずれも予約が必要です。また、日時や内容が変更になる場合があります。学校ホームページで必ずご確認ください。

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