受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

スクール情報

(17年5月公開)

聖光学院中学校・高等学校 第58回 聖光祭 4月29日(土・祝)・30日(日)

聖光生一人ひとりの個性と情熱が結集する2日間

58回目となる聖光祭。今年も鮮やかなアーチが来場者を出迎えます  聖光学院中学校・高等学校の文化祭「聖光祭」が、4月29日と30日の両日、開催されました。第58回の今年掲げられたスローガンは、「Beyond the sky」。慣用句表現で「限界を超えろ」という意味ですが、そこには聖光生一人ひとりが同じ「空」へ向かって突き進み、限界を超えて聖光祭を創り上げたい、という思いが込められています。

 編集部が訪れたのは初日の土曜日。9時30分のスタートでしたが、さわやかな晴天に恵まれたこともあって、9時を過ぎる頃には大勢の小学生や保護者の方々で門の前に長い列ができました。そのため、予定を少し繰り上げて実行委員が開会を宣言。待っていた来場者も入り口のアーチをくぐって、目当ての展示や模擬店などへと一斉に進んでいきました。

 パンフレットを受け取り構内へ進み、まずは聖光生の元気な掛け声が聞こえてきた中庭に向かいます。そこには、焼きそばやお好み焼き、クレープといったさまざまな軽食を売る屋台が立ち並んでいます。 野外ステージではダンスパフォーマンスやカラオケ大会などが行われ、会場を盛り上げていますそして、中庭を囲むように建っている4階建ての校舎のベランダには、教室展示などをPRする鮮やかな横断幕がずらりと掛けられ、一角に設けられた野外ステージでは、ダンスやお笑い、クイズといった出し物で、お祭りムードを盛り上げていました。

 ステージといえば、ラムネホール(講堂・小講堂)で繰り広げられる弦楽オーケストラ部や吹奏楽部、生徒有志による演奏会や英語劇なども見逃せません。9時30分からのコーラス「天使の歌声」では、この4月に入学したばかりの中1生全員が合唱を披露。わずかな練習期間にもかかわらず、とてもよくまとまった美しいハーモニーに、来場者から大きな拍手が送られました。

中庭には飲食スペースもあり、多くの来場者が食事をしながらステージパフォーマンスを楽しんでいます 中1生全員による合唱。息の合った混声合唱のような初々しい歌声に来場者が聴き入っています 「聖光ツアー」は1回20分。聖光祭実行委員の説明を聞きながら、校舎を一周します

随所に見られる「献身の精神」

「レゴランド聖光」では教室いっぱいに広がる巨大作品に驚きの声が。アニメキャラクターや国会議事堂などの作品も展示されています  各教室では、文化系のクラブや有志の展示団体による、趣向を凝らした研究発表や体験型展示などが行われています。毎年巨大なジオラマを展示する交通研究部では、その迫力と、駅舎や街並みなど細部まで作り込んだ模型に、小学生たちが身を乗り出しています。「レゴランド聖光」では、教室を一周するほどの長さの、ビー玉を運ぶレゴ作品に、子どもたちは「また運ばれてきたよ!」と大はしゃぎ。大人たちも「いったいどうやって作ったの? すごいなあ」と、感心して見入っています。

 また、目の前で行われるテーブルマジックや駆け引きを楽しむ心理ゲーム、シューティングゲーム、脱出ゲーム、といった娯楽性の高いものも毎年人気で、行列が絶えることはありません。廊下では聖光生が常に来場者に声を掛け、通行の妨げにならないよう気を配りながら誘導しています。生物部ではブロッコリーを使ったDNA抽出実験について質問に来た小学生に、聖光生が黒板を使って熱心に説明をしていました。

 武道場やグラウンドでも運動部の招待試合や「リアル野球盤」などが行われています。多彩な企画はどれもていねいに創り上げられています。また、随所に見られる来場者への紳士的な対応に、ミッションスクールならではの「献身の精神」を感じた来場者も多かったことでしょう。

地学天文学部ではさまざまな鉱物を展示する一方、化石レプリカ作りなどを実施。写真の箱の中では、光る鉱石が青く輝いています 囲碁・将棋部による「聖光道場」。聖光生が2面打ち、3面打ちで小学生と対戦します(写真は囲碁) 交通研究部では巨大ジオラマや研究レポートのほか、模型の電車を運転できるコーナーも大人気です
OBの大西卓哉さんがJAXAの宇宙飛行士になったことから発足した団体「SeSDA宇宙センター」では、大西さんに関する資料や国際宇宙ステーションの模型などを展示。現在、ヘルメットでバーチャル体験中! 3m四方はあろうかという書道部の大作。アートのような感性と創造性が伝わってきます

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