受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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スクール情報

(17年10月公開)

早稲田実業学校中等部・高等部 いなほ祭 9月30日(土)・10月1日(日)

「結翔」をテーマに、青春時代の思い出を

正門脇で来場者を出迎える看板。テーマの「結翔」をシンプルにシンボライズしています。左下はパンフレット 学校名の焼き印が押された「早実どら焼き」。1人の購入個数には制限がありますが、その上限の5個を買う方も少なくありません  9月30日10時30分。編集部が早稲田実業学校中等部・高等部のいなほ祭(文化祭)のDAY1を取材するため、同校正門に着いたとき、すでに正門脇にある小室哲哉記念ホールの外周に沿って長い行列ができていました。この日、同ホールでは主に高3生のクラス劇が続々上演されることになっており、次の回の観覧を希望する保護者の方々が開演を待っていたのです。

 館内に入ると見事に満席で、立ち見の方もいるほど。わが子の早実ライフも残り約半年と思えば、保護者の方々も感慨深いものがあるのではないでしょうか。高3生たちもその思いに応えようと、誰もが熱のこもった演技を披露しています。

科学部による水ロケット発射体験。そばで見るとかなりの迫力です こうして幕が上がった今年のいなほ祭。毎年テーマを決めて運営されており、今年のテーマは「結翔」です。この造語について、パンフレットには「この学校で過ごした青春時代の想い出が ぎゅーっとつまった『結』晶は これから成長して『翔』けていく 私たちの心の中で いつまでもきらきらと輝き続ける」というコピーが掲載されていました。

 さて、中央通路を進むと、右前方にあるテントが目に入ってきます。そこは模擬店で、ロゴ入りのパーカーや応援グッズなどと、おにぎりやパンなどの軽食が保護者の方々によって販売されています。

父母の会が運営する模擬店では各種の早実グッズが販売されています。「いなほ祭でしか購入できません」というただし書きが購買意欲をそそります 毎年人気を集める名物の一つが、「早実どら焼き」(1個200円)。2種類あって、学校名(ローマ字)か校章の焼き印が押されています。1人5個までという個数制限があるのですが、販売を担当している方に伺うと「毎年売り切れるんですよ」。来年食べてみようと思った方は早めに入手したほうがよさそうです。

 さらに歩くと人工芝のグラウンドが広がっており、ちょうど科学部による水ロケット発射体験の準備が進められていました。発射スイッチを押すのは整理券を手にすることができた小学生たち。部員の手を借りて水の入ったペットボトルにポンプで空気を注入し終えると、見守る人々も巻き込んでカウントダウンが始まります。「ゼロ」という声と同時にスイッチを押せば、水ロケットはシューという音を発してグラウンドの奥へ。大人も子どもも大歓声です。

早実志望者にとって実り多いイベントに

図書委員会による「古本市」の開場を待つ人たち。40〜50人ほどが並んでいました模擬店や生徒ラウンジで購入したおにぎり、焼きそばなどを頬張る見学者の皆さん。左手の建物が3号館です  中等部・高等部の校舎は1号館から3号館まで3棟あります。3号館2階の図書閲覧室では図書委員会による「古本市」が開かれるのですが、12時の開場前から長蛇の列ができていました。大きな理由はその安さ。ハードカバーは定価の10分の1、文庫は30円、新書・漫画は50円で、なかには10円の本もあります。この3号館2階ではほかにも、高1・2の一部のクラスに加え、英語部や数学研究会などによる趣向を凝らした展示やアトラクションが行われていました。

 おなかが減ったら3号館と渡り廊下でつながる2号館に向かいましょう。1階の生徒ラウンジでは父母の会が提供する食事やスナック、スイーツが味わえます。昼時はまさに立錐の余地もないほどで、3号館と2号館の間の芝生の広場で食べている方々も大勢いました。ちょっとしたピクニック気分が味わえたのではないでしょうか。

第一体育館で行われた応援委員会による「応援披露」。センターでリーダーを務めるのは女子生徒です 2号館の2階では高2の五つのクラスが飲食系の模擬店を出しています。ワッフル、和菓子、たい焼き、パイなど、おやつにぴったりのメニューばかり。はしごをするのも楽しいかもしれません。

 また、2号館の南端には体育館が二つあり、第一体育館では応援委員会による「応援披露」と吹奏楽部による「いなほ祭コンサート2017」を、第二体育館では高3有志によるダンスや高3のクラス劇、少林寺拳法部の演武などを見ることができました。

吹奏楽部の「いなほ祭コンサート2017」が第一体育館で華やかに繰り広げられました。「ソーラン節」など異色の選曲も聴きどころです 2号館の館内を通って正門に向かうと、いつの間にか1号館に入ります。その1階から3階までの教室は主に中等部の生徒たちが活躍する場でした。生徒の手作りによる射的などのゲームやクイズ、短編映画の上映など、まさにおもちゃ箱をひっくり返したよう。中等部は各学年とも6クラスあるので、18通りの楽しみがあるわけです。実際、各教室を楽しそうに行き来する小学生の姿が目につきました。

 初秋の2日間、中等部と高等部の生徒が思い思いに今の自分を表現する姿が見られたいなほ祭。早実への入学を志望する生徒にとって実り多いイベントといえるでしょう。

鉄道研究会による巨大なジオラマ。毎年、男子から絶大な人気を集めます もぐらたたきは今や立体的になりました。パネルの裏にいる生徒が素早くランダムにもぐらを出します 気に入った中等部・高等部のクラスと団体(クラブ・委員会)に清き一票を! 正門の外にはこんな投票箱が置かれています

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