受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

スクール情報

(17年10月公開)

鷗友学園女子中学高等学校 かもめ祭 9月16日(土)・17日(日)

「鷗花爛漫」をテーマに、それぞれの場所で個性を発揮

来場者は正門前のテントで受付を済ませ、パンフレットを手に入場します
中1の学年展示。受験の心得などを記したコーナーには、特に注目が集まります
 秋は伝統的な文化祭シーズン。多くの学校が一般にも門戸を開き、日ごろの活動の成果を披露しています。鷗友学園の場合は「かもめ祭」と称し、9月の中旬に2日間かけて行うのが慣例です。今年は9月16日・17日に開催され、生徒は「鷗花爛漫」のテーマの下、多彩な企画で来場者を魅了しました。

 編集部が訪れたのは16日。かもめ祭は秋の開催のため、中1生も作り手として参加しています。毎年、地下体育室を使い、学校紹介と受験アドバイスの展示を担当するのです。この中1の展示は「鷗友のリアルな情報」を扱うだけに、とりわけ受験生に大人気。接客を担当する中1生には、「一日に何時間くらい受験勉強をしましたか?」「苦手科目の克服法は?」といった質問も寄せられます。中1生は来場者と笑顔で交流し、受験生にも温かい励ましのことばを掛けていました。

 一方、文化祭の見どころといえば、ステージでの企画を忘れるわけにはいきません。鷗友ではクラブのことを「班」と呼んでおり、多くの班と同好会が手作りの公演に臨みます。たとえば、筝曲班はカラフルな浴衣に身を包み、J-POPなどをなめらかに演奏。新体操同好会は戯曲「ピーター・パン」を自分たちでアレンジし、約30分間の華やかなプログラムに仕立てて演技を披露しました。熱のこもった生徒たちのパフォーマンスには、来場者から惜しみない拍手が送られました。

おなじみの「ピーター・パン」の世界を表現した新体操同好会のアリーナ公演 ホールを使った筝曲班の公演は、浴衣で演奏するのが恒例です 数学科の展示コーナーには、算数パズルなどが置かれています

プレゼンテーション企画で英語のスピーキングも披露

高2の生物選択生による「カエルの解剖」のプレゼンテーション。全編英語で実施しました  さらにかもめ祭では、プレゼンテーション企画である「@階段教室」も実施しています。これは有志が海外研修の報告をしたり、自由研究の発表をしたりするもの。今年は生物選択の高2生7人が、「カエルの解剖」の実験結果を英語で説明することに挑戦しました。7人はパワーポイントで画面を切り換えながら、順番に説明を担当。すらすらと英語を操る彼女たちの様子を見れば、スピーキングのレベルが高いことがわかります。鷗友では中1から英語の授業をオールイングリッシュで行いますが、7人の落ち着いた説明ぶりは、その成果を示しているともいえるでしょう。

 もちろん、各種の実演や体験なども盛りだくさんです。炎色反応などの実験を見せてくれる理科班、七宝焼き体験を行う美術班は、多くの来場者が集まります。小さな子どもたちが熱中していたのは、数々のミニゲーム。中2生は三つの教室を使い、射的やボウリングなどを織り交ぜた「世界緑行」ゲームを展開しました。ほかにもたくさんの体験企画が用意されており、校舎には来場者の楽しそうな声が響きます。管弦楽班の喫茶コーナー「dolce」では、クラシックなどの生演奏を披露

 また、食品販売が充実しているのも、かもめ祭の特徴の一つ。丼物からスイーツまで、各所でさまざまなメニューが味わえますが、優雅さを求めたい人向きなのが、管弦楽班による喫茶コーナー。班員の生演奏を聞きながら飲むお茶は、ぐっとおいしく感じられるから不思議なものです。

 校内をめぐり、さまざまな企画を堪能した来場者は、満足そうな笑顔で退場ゲートへ。特に受験生は「来年はわたしも迎える側になりたい」と、鷗友に対する憧れの気持ちがさらに強くなったのではないでしょうか。

英語の授業で制作したキュートな絵本。もちろん、中身はすべて英文です 理科班による炎色反応実験。ほかにもスライムや人工イクラ作りなどを行いました 中2のゲームコーナー「世界緑行」。世界各国を訪問しつつ、ゲームを楽しみます

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