受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

スクール情報

(「17年11月号」より転載/17年10月公開)

桜蔭中学校・高等学校 桜蔭学園文化祭 9月23日(土・祝)・24日(日)

雲の上の「空中都市」へ、テイクオフ!!

「空中都市」へ飛び立つイメージの装飾が、校舎を彩ります  9月23日・24日の2日間にわたり、桜蔭中学校・高等学校の文化祭が開催されました。今年の文化祭のテーマである「空中都市」は、雲の上の青空に浮かぶ想像上の世界をイメージしています。そして、キャッチフレーズの「TAKE OFF !!」は、そんな夢のある場所へ飛翔しようという在校生たちの思いが込められています。

 編集部が訪問したのは、初日の23日です。まず、正門のアーチをくぐって階段を上ると、西館2階の中庭では高校生徒会による「縁日」が催されており、小学生たちに交じって在校生たちも一緒に、ボール投げや風船ヨーヨー釣りなどを楽しんでいました。

 また、この西館では「文化横丁」と題し、文学部、社会科部、ボランティア部、放送部、写真部、花道部、手芸部、新聞部、英会話部といった文化部が各教室で、作品を発表しています。たとえば、新聞部では「皇室」と「世界の民族衣装」をテーマにした記事を展示しているほか、文化祭特別号も配布。このときにしか手に入らない貴重な新聞に、受け取った来場者は満足げな様子でした。

 次に東館の1階に向かうと、料理部や有志による模擬店が並び、お昼どきは入店待ちの列が校舎の外まで続くほどの人気ぶりでした。また、そのすぐ近くの教室では、中1の展示も行われています。内容は、入学して初めての宿泊行事である夏の「浅間山荘合宿」に関する調べ学習の発表です。自然、地理、歴史、文学、生活の五つをテーマに、研究成果がていねいにまとめられていました。

 続いて訪れたのは、東館2階の「サイエンスストリート」です。ここは、物理部、化学部、生物部、天文気象部、数学部といった理数系クラブの教室が集まる、毎年大人気のフロアです。白衣姿の部員たちがさまざまな実験を披露し、しっかりとした口調で解説をしています。また、数学部の教室では、小学生用、中高生用、チャレンジ問題の3種類の問題が用意され、子どもから大人まで熱心に問題を解いていました。

手芸部では完成度の高いドレスのほか、料理をテーマにフェルトで制作した作品を展示  このほか、毎年、人気を集めているのが、本館2階の和室で行われる茶道部のお茶会です。会は1日に7回開かれ、参加するには当日販売する席券が必要となりますが、初回がスタートする10時には、その日の分が完売してしまうことが多いそうです。

 講堂で行われる英語劇部、ダンス部、管弦楽部、合唱部、演劇部、放送部の演目を見学するにも、事前に配布されるチケットが必要となります。配布時間はパンフレットに記載され、講堂前にも張り出されます。それだけに、来年以降、同校の文化祭の見学を予定している方は早めに来場して、タイムスケジュールを確認することをお勧めします。

 多彩な催しで来場者を楽しませた在校生たち。来場者とのコミュニケーションを楽しみながら、真摯に取り組む姿が印象的でした。来場者の方々も、そんな在校生の様子に感心しながら、文化祭を満喫したようです。

中1生による展示発表。8月の浅間山荘合宿で調べた内容が詳細にまとめられています 「グルメ旅」をテーマに、全国の駅弁を紹介した社会科部。旧講堂ではディベートも披露しました 風船ヨーヨー釣りが人気の縁日。制限時間は30秒で、ヨーヨーは桜蔭のオリジナルロゴ入りです
書道部では個人の作品のほか、部員たちで合作した作品も披露 写真部の教室では、フイルムを現像したレトロな雰囲気漂う写真など、趣のある作品が目を引きました 美しい作品が並ぶ花道部の教室。有川式いけ花『創花会』の関晴江先生の指導を受けています
物理部は電子工作班、ロボット班、からくり班、パソコン班の作品を展示。複雑な原理をていねいに教えてくれます 生物部・人体班の展示では、DNAについて、イラストや図を使ってわかりやすく解説していました 人工イクラ作りをはじめ、さまざまな参加型の教卓実験を披露した化学部

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