受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

スクール情報

(「17年12月号」より転載/17年11月公開)

女子学院中学校・高等学校 マグノリア祭 10月7日(土)・9日(月・祝)

多彩な企画を通じて“JGらしさ”を体感

講堂で行われた講演会では、テレビ局報道記者を務める宮﨑千歳さんと、作家の芦沢央(よう)さんが卒業生の立場からJGの魅力を語りました  10月7日・9日、女子学院中学校・高等学校のマグノリア祭(文化祭)が開催されました。今年のテーマは「magic」、日本語で「魔法」「不思議な(魅力的な)」という意味です。JG生たちは「1年に1度しかない文化祭を魅力的な祭典にし、すべての来場者が魔法にかけられたようなすてきな思い出をつくってほしい」と願って、入念に準備を進めてきました。

 来場者を迎えるのは、美術班が制作した幅6メートルの巨大アーチです。マグノリア祭のテーマにちなんで魔女が描かれ、背景はビルが立ち並ぶ都心の街並みに夕焼け空のグラデーションと、凝ったデザインが目を引きます。

校舎の入り口には、美術班が心を込めて制作した巨大アーチが設置されています 編集部が訪れた7日、入り口のすぐ近くにある講堂で行われていたのは、院長の鵜﨑創先生と、OG、在校生によるパネルディスカッション形式の講演会「卒業生と語る女子学院」です。教育の特色や学校生活の様子、卒業後に感じた“JGらしさ”など、さまざまなテーマで同校の魅力が語られました。

 ここで、JG生の共通点として挙げられたのが「見聞きしたことをそのまま受け入れるのではなく、一度自分で考えて消化したうえで判断する習慣が身についていること」です。その背景として、鵜﨑先生は「多様な個性を認め合いながら、授業だけでなく、クラブや委員会活動でも意見交換が盛んに行われているからでしょう」と、ふだんの生徒の様子を紹介しました。

 講堂ではこの後も、マンドリンギター班による公演、ESS班が全編英語で熱演するオリジナル学園ミュージカル、聖歌隊による讃美歌などを歌うコンサートといった催し物が続き、終日にぎわいました。

マグノリア祭最大規模の展示で来場者を圧倒した天文班。手作りの模型や壁に張られた研究レポートを使って、班員が星の世界を詳しく解説してくれます 文化系のクラブ(班)や同好会を中心に、教室展示もバラエティー豊かです。来場者は受付で受け取ったパンフレットを片手に、廊下でつながった四つの校舎を巡ります。

 ルミノール反応やフェーリング反応などの教卓実験を行った化学班、繊細な切り絵や折り紙建築を展示した数楽班、カエルの解剖を実施した生物班など、理数系クラブは特に受験生と保護者の人気を集めていました。各展示コーナーでは、班員がていねいに解説をしてくれます。

東館6階の小講堂では、管弦楽班有志や吹奏楽班による演奏、演劇、お笑いライブなど、さまざまな催しが行われていました また、芸術系クラブは作品展示のほか、体験コーナーや実演コーナーを用意し、小学生をもてなします。書道班では班員が目の前で筆を執ってその人へのメッセージを書いたしおりを配布し、美術班は来場者の顔をその場でデッサンする似顔絵コーナーを設置。作品を受け取った小学生はとてもうれしそうな笑顔を見せていました。

 一方、中1はクラス単位での参加です。人生ゲームや脱出ゲームといった娯楽系アトラクションや、「歴史×女子力」を研究した展示発表など、いろいろな趣向で楽しませます。

 興味や関心を持ったことを究め、作り上げた展示や公演の数々に驚くマグノリア祭。来場者は多彩な企画を通してJG生の活力に触れ、同校の魅力をあらためて実感したのではないでしょうか。

飲食スペースとなった屋上庭園。模擬店で購入したもので昼食をとりながら休憩もできます 書道班では、好きなことばや名前を目の前で書き入れた、オリジナルのしおりをプレゼント 百人一首対戦を披露した文芸同好会。上の句が読み上げられると、瞬く間に札が取られ、小学生も驚きの表情でした
化学班は1日7回の教卓実験を実施。解説を交えながら、化学のおもしろさを伝えます 化学班員からスポイトの使い方を教えてもらい、小学生も人工イクラ作りを体験 運動系の班が合同で企画した縁日。射的やモグラたたきなど、手づくりのゲームで遊べます
落語研究班は教室に寄席を再現し、落語や大喜利を上演。客席は大いに盛り上がっていました 美術班の似顔絵コーナー。班員と会話を楽しんでいるうちに、作品が仕上がります 図書館で行われた「卒業生の著作展」。料理研究家、翻訳家、医師、作家など、多方面で活躍するOGの作品を手にとることができます

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