受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

スクール情報

(「18年2月号」より転載/18年1月公開)

立教女学院中学校・高等学校 クリスマス礼拝 12月16日(土)

キリストの生誕を祝福し、世界平和を祈る

赤と白の式服をまとった聖歌隊。指揮に合わせてアンセム「もろびと声あげ」や「星のキャロル」を合唱します

 晴天に恵まれた12月16日、立教女学院でクリスマス礼拝が行われました。キリストの誕生を祝い、世界の平和のために祈るクリスマス礼拝は、受験を希望する小学5・6年生とその保護者、さらに地域の人々が集う予約制の公開行事です。受験生からの人気も高く、会場となった聖マーガレット礼拝堂には開始30分前から参列者が姿を見せ始め、たちまち席が埋まっていきました。

 立教女学院は、米国聖公会の宣教師C・M・ウィリアムズによって1877年に創設されたプロテスタント系のミッション・スクールです。キリスト教に基づく全人教育を実践する同校では、毎朝礼拝が行われます。このほか、イースター礼拝や昇天日礼拝など、特別な日に祈りを捧げますが、なかでもクリスマスのお祝いは毎年本格的に行われます。キリスト教の暦では、キリスト降誕を待ち望む約4週間を「アドベント(降臨節)」と呼び、クリスマスに向けて準備を進めます。同校でもこの伝統を守り、毎年12月に入るころには中庭のヒマラヤスギがイルミネーションで彩られます。校内にもクリスマスリースやクリブ(キリスト生誕の場面を人形などで再現した置物)を飾り、聖なる日を迎えます。

この日は、250組500名の受験生とその保護者が参列。集められた献金は、Save the Children JAPANと国境なき医師団に奉献されます この日、礼拝の司式者を務めたのは、チャプレン(学校付きの牧師)の鈴木裕二先生と大森昭彦先生。学院オルガニストの岩崎真実子先生は奏楽を、中学校聖歌隊は奉唱を担当しました。荘厳なパイプオルガンの音が響くなか、アドベントリースに立てられたキャンドルに火がともると、いよいよ礼拝の始まりです。

 配布された『聖書日課・聖歌集』を手に、全員が起立して聖歌69番「もろびとこぞりて」を合唱した後、中1から中3までの宗教委員が交代で聖書のキリスト降誕にまつわる部分を読み上げていきます。第一日課「ルカによる福音書1章26~38」が読まれた後、司式者の「主をほめたたえ、主に感謝せよ」をいうことばに続き、参列者が「主は恵み深く、その慈しみは永遠に絶えることがない」と祈りを捧げます。

中庭のヒマラヤスギはこの時期、クリスマスツリーに変身。頂上には輝く星が飾られ、色とりどりの電飾が光っています 同様の流れで第二日課、第三日課、第四日課と進んだ後、校長の田部井善郎先生からクリスマス・メッセージが送られました。「イエス様の誕生は2000年前の出来事ですが、なぜ現代のわたしたちにとっても大きな喜びなのでしょうか。悩みや苦しみのなかにある人々に代わって、その重荷を担い、懸命に毎日を生きる人々に希望や勇気を与えるため、神様が大切なひとり子をこの世に遣わせてくださった日。それがクリスマスだからです」ということばから、クリスマスの本来の意味を確認することができました。

 礼拝の後、聖マリア礼拝堂前でハンドベルの演奏が行われました。ハンドベルクワイヤーの生徒たちが1音ずつ心を込めてベルを振り、小学生も楽しめるクリスマス・メドレーを奏でます。後半には聖歌隊も加わり、「きよしこの夜」を一緒に合唱。清らかなハーモニーが構内に響きわたり、受験生とその保護者の方にとっても安らぎのひとときとなったようです。

1932年に建てられた聖マーガレット礼拝堂は、古典的なロマネスク様式を基調とした歴史的建造物。杉並区の有形文化財にも指定されています 「立教女学院はいつも神様が見守ってくださっている学校です。こうして皆さんと共にクリスマスの礼拝を迎えられることを、神様に感謝しています」と語る校長の田部井善郎先生 受付の横にはクリブも飾られ、受験生と保護者の方を出迎えます
礼拝の後、聖マリア礼拝堂前で行われたハンドベルの演奏会。後半は聖歌隊が加わり、受験生と保護者の方は美しいハーモニーに聞き入っていました

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