受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

スクール情報

(「18年6月号」より転載/18年5月公開)

光塩女子学院中等科・高等科 第47回 光塩祭 4月22日(日)

他者との「結び」つきを実感し、努力が実を「結ぶ」晴れの舞台

2018年3月に校舎の建て替えがすべて完了。完成した1号館は2号館・5号館と渡り廊下でつながり、校内の移動がスムーズになりました

 光塩女子学院の文化祭「光塩祭」は、毎年、新学期を迎えて間もない4月に開催されます。今年の一般公開日である4月22日には、午前中から多くの見学者が来場。この3月に新校舎が完成したばかりの校内は明るく活気にあふれ、受付を担当する生徒も、呼び込みをしている生徒も、割り当てられた役割を張り切ってこなしています。

 47回目を迎えた今年のテーマは“結-祭短し集えよ乙女-”です。光塩祭は、実行委員会主導の下、クラブ委員会に所属する19のクラブと愛好会、そして係を担当するいくつもの部署が知恵や力を出し合って、1年間をかけて作り上げる一大イベント。他者との「結び」つきを実感する貴重な機会であり、そして日々積み重ねてきた努力が実を「結ぶ」、生徒にとっての晴れの舞台でもあります。そんな意味がこのテーマには込められています。

現中2が中1のときに手掛けた作品やレポートなどを紹介する学習発表。同校の教育の一端に触れられる、受験生必見のコーナーです 出し物の多くはクラブ活動単位で企画されており、そのジャンルは「試合」「公演」「体験」「展示」「食事」など多岐にわたります。生徒たちは来場者の前で、クラブ活動や授業での成果を堂々と発表しました。

 なかでも人気があったのは理科系のクラブです。化学部では、人工イクラやスライム作りなど五つの体験が用意されており、子どもたちが夢中で取り組んでいました。生物部では、研究発表のほかにカエルやイカの解剖も行われ、拡大映像と解説付きの本格的な内容に、大人も子ども興味津々。お茶の試飲コーナーも好評でした。

 受験生にとっては、中2の学習発表と高1の絵本コーナーも見逃せません。中2の学習発表は、中学生になってからの1年間に学んだ成果を披露する場。教室内には、美術・家庭科で制作した作品や、社会・理科の自由研究レポート、数学の課題ノートなどが並んでいます。一方、高1の絵本コーナーには、現高1生が中3時に家庭科の保育の授業で手がけた絵本がずらり。知育を取り入れた絵本や、布や紙を切り貼りした仕掛け絵本など力作ぞろいで、来場者は一つひとつ手に取って、物語を楽しんでいました。

ダンス部のテーマは「Supernova」。総勢94名が、大きな星が一生を終えるときに放つまぶしい光のような、豪華絢爛たるダンスを披露します このほか、メルセダリアンホールではミュージカル部、ダンス部、演劇部が、1号館の地下ホールでは合唱部が公演を実施。ESS部の英語劇や人形劇部の人形劇の公演にも、開場前から長い列ができていました。ほかにも、テニス部、バドミントン部、剣道部など運動部による公開試合、料理部によるベイクドチーズケーキの販売、新高1企画の謎解き迷路など、文化祭らしい催しがめじろ押しです。来場者を温かく迎える光塩生たちの姿が至るところで見られ、同校が大切にする「隣人を愛する」精神を感じることができました。

毎年恒例の水泳部による身体測定。身長、握力、肺活量などが測定できるほか、ミニゲームも楽しめます 生物部ではイカとカエルの解剖を実施。解剖した後は体の仕組みがわかるように展示し、子どもたちは興味津々で見入っていました 化学部は、教室内ですれ違うのも苦労するほどの大盛況。写真は液体窒素の実験です
合唱部にとって13回目となる今年の公演。新しく完成した1号館の地下ホールに、部員たちの美しい歌声が響きわたります 美術部では作品の展示のほか、マーブリングや七宝焼きといった体験も人気を集めていました。 「美女と野獣」の原作をもとに、オリジナルの作品を披露した人形劇部。脚本や演出はすべて生徒が担当し、パペットも手作りです
これらの絵本は、現高1生が中3の家庭科の保育の授業で作ったもの。来場者の投票によって絵本大賞が決まります
体育館ではバドミントン部、バスケットボール部、剣道部が、校庭ではテニス部が公開試合を実施。多くの観客が声援を送っていました

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