受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

スクール情報

(「18年6月号」より転載/18年5月公開)

聖光学院中学校・高等学校 第59回 聖光祭 4月28日(土)・29日(日・祝)

全生徒が精魂を傾けた“エベレスト級”のお祭り

鮮やかなアーチの前には聖光生たちが並び、来場者に向かって元気よくあいさつしています

 59回目を迎えた今年の「聖光祭」のスローガンは、「Everest」。世界最高峰エベレスト山の頂をめざして上へ、さらに上へと登り、想像をはるかに超える「世界一のお祭り」をつくり上げ、来場者の記憶に刻み込まれる文化祭にしたい、という思いが込められています。今年は八つのテーマに分けた41団体の展示やイベントと14の模擬店、24組のステージパフォーマンスなどが出そろいました。

 聖光祭のWEBサイトと公式アプリは、生徒有志で結成された「総合技術研究所」が制作しています。今年のアプリには、校内マップやステージのタイムテーブル、各種団体の紹介、学校までのルート案内に加えて、校内のいろいろなところに貼られたQRコードをスマホで読み取ってポイントを集め、景品と交換できるゲーム「トレジャーハント」を搭載。大学受験を題材にした作品を描くために同校を取材した漫画家・三田紀房氏とコラボレーションしたユニークな仕掛けで、来場者を楽しませています。

交通研究部の巨大ジオラマは2本の瀬戸大橋がそびえ、今年もパワーアップ。電車だけでなく橋の上を磁石でバスが動いています こうした参加型のイベントは公式アプリだけではありません。どの団体の展示でも、趣向を凝らしたイベントが多数用意されています。交通研究部で毎年人気を集めている巨大ジオラマ展示では、走っている列車の中にカメラが取り付けられており、モニターを見ながら模型の操縦体験ができます。また、地学天文学部では、液状化実験や噴火実験などを披露。雲発生装置や竜巻発生装置では、聖光生が小学生に動かし方のこつをていねいに説明します。操作をする子どもたちも大喜びです。

 広い中庭を囲むように立っている4階建て校舎の廊下を歩いていると、野外ステージのにぎやかな音楽や声が響いてきます。ベランダに出て中庭を見下ろすと、ダンスパフォーマンスやブラスバンド演奏が行われており、会場は大盛り上がりです。

 中庭には焼きそばやお好み焼き、クレープといったさまざまな軽食を売る屋台も立ち並んでいます。どの屋台にもたくさんの人が列を作っていましたが、聖光生たちが互いに声を掛け合い、手際良く対応してくれるので、待ち時間は長くありません。

囲碁・将棋部による「聖光道場」では、部員が小学生たちと対局。ルールを知らなくても楽しめる遊びも用意されており、未経験者歓迎です 一方、ラムネホール(講堂・小講堂)では、弦楽オーケストラ部や吹奏楽部の演奏、生徒有志による演奏会や英語劇などが繰り広げられています。「天使の歌声」と称したステージでは、4月に入学したばかりの中1生全員が合唱を披露。生き生きとした元気な歌声に、会場からは大きな拍手が送られていました。

 運動部も負けていません。テニスやストラックアウト(テニス部)、リアル野球盤(野球部)、体力テストのランキング(水泳部)、卓球(卓球部)など、室内での競技体験もあれば、青空の下で思い切り体を動かせるゲームもありました。

 2日間で延べ2万人以上が訪れ、今年も大いに盛り上がった聖光祭。多彩な参加型のイベントや展示を成功させようと一生懸命に取り組む聖光生の姿に、感動した来場者も多かったことでしょう。

中庭には野外ステージのほか屋台も並びます。多くの来場者が食事をしながらステージパフォーマンスを楽しんでいました 物理科学部の人工イクラ(スライム)作りに挑戦中の小学生たち。聖光生が作り方やこつをていねいに説明しています 美術部の作品展示では、絵画やデッサンのほか感性豊かな書道の大作も目を引きます
中1生全員による合唱。息の合った混声合唱のような初々しい歌声に来場者が聴き入っていました 地学天文学部でペットボトルを利用した雲の発生実験を体験する子どもたち。聖光生が実験の方法をていねいに説明しています 「聖光ツアー」は1回20分。聖光祭実行委員が校内を案内しながら聖光生たちの学校生活の様子まで説明してくれます
ジャグリングは高校棟のラウンジでも演技。目の前で繰り広げられる技に大きな拍手が湧き起こっています クイズ研究会では、早押しクイズの体験会を開催。クイズ問題を載せた会誌も配布しています テニス部による「エースを狙え!」ではテニスだけでなく、ボールを使った多彩なアトラクションで来場者を楽しませています

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