受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

スクール情報

(18年10月公開)

鷗友学園女子中学高等学校 かもめ祭 9月15日(土)・16日(日)

多彩な企画で来場者を迎えた「かもめ祭」

雨のため、校庭公演が中止となったバトントワリング班ですが、アリーナ会場で見事なコンビネーションを披露してくれました
浴衣で演奏するのが恒例となっている筝曲班の公演。日ごろの練習の成果を発揮し、見事な演奏を聞かせてくれました

 校訓に「慈愛(あい)と誠実(まこと)と創造」を掲げる鷗友学園女子中学高等学校の文化祭である「かもめ祭」が9月15日と16日に開催され、生徒たちは多彩な企画で来場者を迎えました。

 編集部が訪れたのは初日の15日です。あいにくの雨でしたが、開場時間の9時30分の前から多くの人が正門前に列を作っていました。開場後、編集部が最初に向かったのは、地下体育室です。ここでは、中1生が、鷗友の受験を考えている小学生やその保護者に向けて、学校紹介と受験アドバイスの展示を行っています。「運動班・委員会」「鷗友の学習」「歴史と制服」「学園生活」「受験情報」といったテーマについて、新入生の視点から語られる貴重な情報の数々を、来場者たちは興味深そうに読んでいました。

 各ステージで行われる華やかな企画も見どころです。同校ではクラブのことを「班」と呼んでおり、多くの班と同好会が、心のこもった公演で来場者を魅了します。たとえば、バトントワリング班は、バトンの演技後、ポンポンを使って元気いっぱいにダンスを披露。カラフルな浴衣に身を包んだ筝曲班のメンバーが、伝統的な楽曲のほかにJ-POPも演奏すると、観客席から大きな拍手が送られました。

校舎をぐるりと囲んで整列していた来場者は、開場後に正門近くのテントで受け付けを済ませ、パンフレットを手に入場 中1の学年展示には「受験の心得」などを記したコーナーも。会場にいる生徒からも生の声を聞くことができます ホールでは、管弦楽班による演奏も。優雅な音色が、癒やしの空間を作り出していました

生徒たちがプレゼンテーションする「@階段教室」は立ち見続出

階段教室で行われたプレゼンテーション。なかでも「ブラック部活」についての発表は、多くの立ち見が出るほどの盛況ぶりでした

 来場者を前にして、生徒たちがプレゼンテーションを行う「@階段教室」も注目のプログラムです。今年は、かもめ祭の2日間で、授業で取り組んだ内容のプレゼンテーションのほか、沖縄修学旅行(中3)、チョート校サマースクール(高1)、イェール大学研修(高1・2)などの活動報告も行われました。この日は、現代社会の授業で取り組んだ論文を高1生が発表。「テロ等準備罪から見る民主主義」「ブラック部活から抜け出すには」といったテーマについて、自分の意見をしっかりと、かつ簡潔に語る生徒たちの姿が、とても印象的でした。

 演示実験や参加型企画にも人気が集まります。カエルの解剖を行う理科班や、数学的な立体パズルを展示した数学科の教室には、多くの来場者が詰め掛けていました。また、七宝焼き体験を行う美術班や、ビーズでマスコット作りに挑戦できるホームメイキング同好会の教室も、たくさんの小学生たちでにぎわっていました。

 このほか、人気だったのは、PTA主催の「かもめ食堂」です。ここでは温かくておいしい料理を味わうことができました。また、卒業生の保護者の会である「親鷗会」によるバザーでは、手作りのぬいぐるみなどが販売され、なかでも、同校の制服を着た「鷗友ベアー」は毎年大人気です。この日も開場直後に多くの人が買い求めて、30分ほどで売り切れてしまったそうです。

 さまざまな展示や企画をしっかり見て回った来場者は、満足そうな表情でキャンパスを後に。「来場者を楽しませたい」という生徒たちの思いが十分に伝わる「かもめ祭」でした。

理科班の目玉イベント「カエルの解剖」。手際よく解剖する生徒の姿に感嘆の声が起こります 団体戦で全国5位、個人戦で全国4位という実力者の部員と、直接、囲碁対局ができるコーナーもありました 園芸班が丹精込めて育てた低農薬ハーブも販売。毎年、すぐに売り切れてしまうほどの人気です
理科班では炎色反応などの実験も披露。小学生の質問にもていねいに答えます 数学科の教室では立体パズルも展示。楽しく数学を学べるような工夫を随所に凝らしていました オリジナルグッズを販売するコーナーも。今日の思い出に買い求める来場者がたくさん見受けられました

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