受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

スクール情報

(「18年12月号」より転載/18年11月公開)

桜蔭中学校高等学校 桜蔭学園文化祭 9月29日(土)・30日(日)

「サーカス」をテーマに、驚きに満ちた舞台が開幕!

今年のテーマ「サーカス」に合わせてピエロを描いた楽しげな看板が目を引きます

 9月29日・30日の2日間にわたり、桜蔭中学校・高等学校の文化祭が開催されました。今年の文化祭のテーマである「サーカス」は、それぞれのクラブや有志団体に参加する生徒一人ひとりの多彩な個性が調和して輝く、驚きに満ちた舞台をイメージしています。そして、キャッチフレーズの「It's Show Time!!」には、ふだんの桜蔭とは違う、非日常の華やかな空間を来場者に楽しんでもらいたいという在校生たちの思いが込められています。

 編集部が訪れた29日は、台風24号が近づき、朝から小雨が降っていましたが、多くの来場者が受付のテント前に列を作っていました。そして、華やかに飾り付けられた正門のアーチをくぐって階段を上ると、西館2階の中庭では高校生徒会による「縁日」が催されており、小学生たちがボール投げや風船ヨーヨー釣りなどを楽しんでいました。

 この西館には、文学部、社会科部、ボランティア部、放送部、写真部、手芸部、新聞部、英会話部の展示教室が並ぶ「文化横丁」があります。ボランティア部では手話教室と点字体験を実施。会場内には募金箱を設置し、協力してくれた来場者に、点字で「サクラ咲け」と打った合格祈願のしおりをプレゼントしていました。

東館2階の「サイエンスストリート」。理数系クラブによる展示や実験を熱心に見学する親子の姿が目立ちます

 次に東館の1階に向かうと、料理部や有志による模擬店が食欲をそそる香りを漂わせています。お昼どきには入店待ちの列が校舎の外まで続き、売り切れが続出するほど盛況でした。また、そのすぐ近くの教室では、中1の展示も行われています。内容は、夏の宿泊行事「浅間山荘合宿」に関する調べ学習の発表です。自然、地理、歴史、文学、生活の五つをテーマに研究の成果が詳細にまとめられ、ダンボールで作られた浅間山の模型なども展示されていました。

 そして、東館2階の「サイエンスストリート」も見逃せません。ここは、物理部、化学部、生物部、天文気象部、数学部といった理数系クラブの教室が集まる、毎年大人気のフロア。各部の教室では、白衣姿の部員たちがさまざまな実験を披露しながら、はきはきとした口調で解説してくれます。また、数学部の教室では、小学生用、中高生用、チャレンジ問題の3種類の問題が用意され、子どもと一緒に、真剣に問題を解く保護者の姿も見られました。

電子工作、ロボット、からくり、パソコンの4班で構成される物理部の展示。なかでもロボットの演示実験は人気です

 講堂では、ダンス部、管弦楽部、合唱部、英語劇部、演劇部、放送部の公演が行われ、見学するには事前に配布されるチケットが必要です。配布時間はパンフレットに記載されているほか、講堂前にも張り出されるので、来年以降、同校の文化祭の見学を予定している方は、早めに来場してタイムスケジュールを確認することをお勧めします。

 このほか、体育館ではバスケットボール部、バレーボール部、卓球部などの試合が行われ、生徒たちの日ごろの練習の成果を見ることができます。そして、桜蔭学園同窓会・晁桜会のブースでは、同校オリジナルのノートやボールペンなどを購入することができ、受験のお守りとして商品を手に取る小学生の姿もありました。

 多彩な催しで来場者を楽しませてくれた桜蔭生たち。来場者の方々も、そんな在校生の様子に感心しながら、文化祭が生み出す華やかな雰囲気を満喫したようです。

この日はあいにくの雨でしたが、多くの来場者が開場直後から詰め掛けました 高校生徒会による縁日。桜蔭生がデザインしたオリジナルロゴ入りのヨーヨー釣りやボール投げが楽しめます ボランティア部で点字体験をする小学生たち。桜蔭生からのていねいな指導で、点字の作成に挑戦していました
毎年、力作がそろう手芸部の展示。華やかなウエディングドレスに見入る来場者がたくさんいました 化学部ではカラフルな人工イクラや、虹色の試験管、ルミノール反応など、来場者を視覚的にも楽しませてくれる実験を実施
微生物、水生、植物、人体の4班に分かれて展示を行った生物部。合宿でも訪れる浅間山荘付近で採集した昆虫の観察も行われました 中1生たちによる展示「中1浅間」。浅間山荘合宿で多角的に分析した研究の発表や展示を楽しむことができました 数学部では、小学生問題、中高生問題、チャレンジ問題の3種を配布。難問に頭を抱える保護者の姿も見られました

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