受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

スクール情報

(「18年12月号」より転載/18年11月公開)

女子学院中学校・高等学校 マグノリア祭 10月6日(土)・8日(月・祝)

さまざまな光で彩られた輝きの集大成

美術班による巨大アーチをくぐって、来場者は校内に入ります

 10月6日と8日、女子学院中学校・高等学校のマグノリア祭(文化祭)が開催されました。今年のテーマである「光彩」は、「きらきらと輝く美しい光」という意味。光り輝く瞬間は人それぞれですが、特にJG生が輝く瞬間は、何かに一生懸命に取り組んでいるとき。この日を迎えるため、生徒たちはマグノリア祭の成功を目標に掲げて、長い間準備を重ねてきたのです。

 編集部が訪れたのは初日の6日。来場者を迎えるのは、美術班が全力で手がけた巨大アーチです。さわやかな青空をバックに、友人と手をつないだJG生の姿が描かれています。輝くようなその笑顔は、来場者を温かい気持ちにしてくれます。

屋上庭園は、飲食もできる休憩スペース。模擬店もあり、お昼時にはたくさんの人でにぎわいました

 アーチをくぐると、すぐ目の前にある講堂で、「卒業生と語る女子学院」と題した講演会が行われていました。院長の鵜﨑創先生と在校生、そして卒業生たちが、教育の特色や行事、クラブ(班)活動など、さまざまな角度から女子学院の魅力を語り合います。「女子学院には、自分とは異なる個性を認め合う雰囲気があります。そうしたなかで、生徒たちは協力して一つのものをつくり上げる努力を重ねています。本日の文化祭はその集大成です」と話す鵜﨑先生。マグノリア祭のオープニングを飾るにふさわしい企画で、多くの受験生と保護者の方が熱心に耳を傾けていました。

 続いて、渡り廊下でつながった四つの校舎を巡ると、あちこちから元気な呼び込みの声や楽しそうな声が聞こえてきました。特に多くの人を集めていたのは、理数系クラブの企画です。フェーリング反応などを扱った化学班の教卓実験はクイズ形式で進み、部員の問い掛けに対して積極的に手を挙げる小学生の姿が見られました。

 一方、数班は折り紙建築や切り絵の展示を行っていました。各作品の美しさと繊細さには大人も感嘆の声を上げます。天文班では校内最大規模の展示と手作りプラネタリウムの上映が、生物班では生き物の展示についての説明がそれぞれ行われていました。

 そのほかの文化系クラブも個性があります。美術班では水彩画体験や似顔絵コーナーが注目を集めていました。盤上ゲーム同好会では、オセロや碁の対局を実施。盤に向かう小学生の表情は、真剣そのものでした。

マンドリン・ギター班は女子学院の中でも最も人数の多いクラブの一つ。ステージいっぱいの班員による演奏に大きな歓声が上がりました

 催し物の企画も人気です。講堂では、演劇班による公演、ESS班による英語劇、聖歌隊による合唱が行われ、終日にぎわっていました。2日目の8日の日にダンス班、管弦楽班、マンドリン・ギター班による公演が行われました。

 一方、小講堂では、クラス劇や吹奏楽同好会、マンドリンギターアンサンブルによる演奏が行われ、聴衆を楽しませてくれました。マグノリアホールでは、有志団体によるバンド演奏、ダンスが披露され、会場内は大いに盛り上がりました。

 多彩な展示とパフォーマンスで来場者を魅了し、笑顔にしてくれたマグノリア祭。まさに今年のテーマ「光彩」にふさわしく、JG生一人ひとりの、きらきらと光り輝く無数の個性が集まり、一つの大きな光彩をつくり上げていました。

ぬいぐるみを使って、カエルの体内の構造についてわかりやすく説明する生物班員 本格的な茶道の体験を企画した茶道班。ここだけは静かで落ち着いた空間が広がっていました 中学アニメーション研究班では、トレース体験を実施。小学生たちにとって、貴重な経験になったことでしょう
落語研究班による落語と大喜利。観客席からは大きな笑い声が起こります 高1の学年展示では、広島について学んだことを発表しました。来場者は、平和を願いながら千羽鶴を折ります 「眠れる森の美女」の舞台のモデルとなったフランスのユッセ城を参考にしたオブジェ。数楽班が1年かけて制作した大作です
この日の講演会には、卒業生2人が出席。母校への強い思いが伝わってきました 保護者が見守るなか、盤上ゲーム同好会のメンバーと真剣勝負を繰り広げます 大航海時代を再現した地歴班の展示。500年前の世界にタイムスリップし、冒険者たちの気分を味わえます
書道班のテーマは「宴」です。班員たちが協力しながら行う書道パフォーマンスは圧巻です

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