受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

スクール情報

(19年10月公開)

鷗友学園女子中学高等学校 かもめ祭 9月14日(土)・15日(日)

新体操やバトントワリングなど、
ハイレベルな公演が続々

浴衣姿での演奏が恒例の筝曲班。J-POPから洋楽まで幅広いレパートリーで観客を魅了します

 「慈愛(あい)と誠実(まこと)と創造」を校訓に掲げる鷗友学園女子中学高等学校。その文化祭である「かもめ祭」が9月14日・15日に開催されました。今年のかもめ祭のテーマは、“「  」元年”です。「  」の中が空白ですが、そこには各自が好きなキーワードを入れます。そうすることで、かもめ祭にかかわるすべての人が良いスタートを切れるような行事にしたいという思いが込められているそうです。

 編集部が訪問したのは初日の14日。同校では、クラブのことを「班」と呼んでいますが、最初に向かったアリーナでは、この日、バトントワリング班、体操班、ダンス班、ブラスバンド班などによる公演が行われます。到着すると、美しい衣装を身にまとった新体操同好会のメンバーによる『アナと雪の女王』をテーマにした公演が始まりました。華麗なダンスと、リボンやフープを使った見事な演技に、観客は大きな拍手を送っていました。

 一方、3号館のホールでも、音楽系のクラブと演劇班による公演が約1時間ごとに行われます。編集部が訪れると、週4日活動しているという筝曲班による演奏会がちょうど始まったところで、班員たちの奏でる筝のハーモニーが会場に心地よく響き渡っていました。

アリーナで行われた新体操同好会の公演。曲に合わせたダンスに観客は大感動 管弦楽班はホールで公演を行ったほか、教室でアンサンブルも披露してくれました 水泳班の有志による縁日では、たくさんの小学生がヨーヨー釣りやボールすくいを楽しみました

生徒たちのプレゼンテーションや、
中1の学年展示は鷗友を知る貴重な情報

かもめ祭の名物ともいえる「@階段教室」。鷗友生の見事なプレゼンテーションに立ち見が出るほどの盛況ぶり

 華麗なステージのほか、タイムテーブルが決まっている企画には、理科班による化学の演示実験や1日1回実施されるカエルの解剖があります。また、生徒たちが国際理解教育や課外活動などで取り組んだテーマについてプレゼンテーションを行う「@階段教室」も恒例の人気プログラム。今年は、かもめ祭の初日のみ行われ、「中高の6年間全寮制の必要性はないかどうか」というテーマでのディベートや、日本社会が幼児化した理由の推考と論証、鷗友の特色ある授業の紹介などといった興味深いテーマの発表のほか、沖縄修学旅行(中3)、チェルトナム研修(高1・2)、チョート校サマースクール(高1)、イエール大学研修(高1・2)の報告もありました。

 また、各教室で行われるクラブ活動や教科学習の展示のほかに、中1と中2は学年展示を実施するのも、かもめ祭の特徴です。三つの教室を使って中2生が行った「パレット」では、さまざまなゲームやクイズで来場者を楽しませます。一方、地下体育館では中1生が、鷗友の受験を考えている小学生に向けて、学校紹介と受験アドバイスの展示を行っています。全体を八つのブースに分け、「鷗友の授業&テスト」「鷗友生の生活」「入試 国語&理科」「入試 算数&社会」「班紹介」といったテーマで展示・説明をします。新入生の視点から語られる貴重な情報に、たくさんの受験生と保護者の方が聞き入っていました。

バレーボール班による「タコ叩き」ゲーム。生徒たちの歌声がゲームを盛り上げます

 お祭り気分が盛り上がる食販コーナーが充実しているのも、女子校の文化祭らしいところです。なかでも3号館の集会室では、PTA主催の「PTA食堂」が温かい食事を提供して人気を呼んでいたほか、2号館の1階に並ぶ四つの教室にも、カツサンド、丼もの、ハンバーガー、パンなどの模擬店がありました。来場者の方々は、校庭に続く通路に並んだテントの下のテーブルで、思い思いに食事を楽しんでいました。

 鷗友生たちが学園生活の魅力を心ゆくまで紹介してくれた「かもめ祭」。多くの来場者が、かもめファンになったのではないでしょうか。

理科班によるカエルの解剖は、1日1回のみの実演。解剖の様子がモニターに映し出されます 総合学習のコーナーでは、鷗友生が取り組んだ国際プログラムや修学旅行に関する展示が見られます ふだんは体育館で練習している卓球班。この日は教室に卓球台を持ち込み、多くの小学生とプレーを楽しみました

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