受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

スクール情報

(「19年12月号」より転載/19年11月公開)

女子学院中学校・高等学校 マグノリア祭 10月14日(月・祝)・15日(火)

多くの人々を引きつけてやまない“fantastic”な舞台

あいにくの曇り空でしたが、アーチは色鮮やかに来場者を出迎えます

 毎年、10月の第2月曜日の体育の日と、その直前の土曜日に開催される女子学院中学校・高等学校のマグノリア祭。今年は台風19号の影響により、土曜日の開催がなくなり、体育の日である14日と翌15日に変更となりましたが、今年も、“fantastic”というテーマにふさわしい、感動と驚きにあふれる、活気に満ちた文化祭でした。

 編集部が訪れた14日は、冷たい雨がぱらつくあいにくの天気。それでも、午前10時の開場時刻の10分前に到着すると、学校の周りを1周するほどの長い列ができていました。最初に来場者を出迎えたのは、美術班による巨大なアーチです。楽しげな街並みが色鮮やかに描かれており、見ているだけでわくわくしてきます。

中三学展では、夏休みのボランティア活動や東北旅行での農業体験などについてのレポートを展示

 そのアーチをくぐって校内に入ると、真っすぐに歩けないほどの人、人、人。外の冷たさを忘れてしまうほどの熱気に包まれています。この日は校内への入場制限が行われるほどたくさんの来場者が訪れ、開場1時間後の午前11時には、入場待ちの人々が、待機場所となっている校庭で列を成していました。

 どの展示も大変な盛況ぶりでしたが、特に人気だったのは天文班の展示です。国際宇宙ステーションや、人類初の月面着陸に成功したアポロ11号の精巧な模型は、大人も思わず「おおっ」と声を漏らすクオリティー。「星空トンネル」など体験型の展示もあり、たくさんの小学生が目を輝かせて見入っていました。

 一方、保護者の注目を集めていたのは中1のクラス展示「私たちのFantastic」です。現役のJG生が好きな文房具など、生徒たちの趣味嗜好を明かした異色の展示が行われています。女子学院の自由な校風が伝わってくる内容だけに、保護者の方たちの関心も高かったのではないでしょうか。

(上)漫画研究班は「百鬼夜行」がテーマのイラストを展示。入り口の巨大なイラストは、圧巻の出来栄え
(下)天文班による「アポロ11号」の月着陸船の模型。あらゆる角度から撮影した写真を見比べながら、1か月ほどかけて制作したそうです

 宗教委員会の展示も、女子学院らしい個性的なものです。日本のキリスト教の歴史についてまとめたレポートがあり、生徒による礼拝も行われています。活気に満ちた廊下から一転、不思議な静けさに包まれる空間でした。

 文化系クラブだけでなく、運動系クラブの練習試合も見逃せません。大体育館で行われた中学バスケットボール班の、他校を招いての試合はなかなかの迫力。観客席からも大きな声援が上がっていました。

 小講堂では、聖歌隊による讃美歌の合唱や、吹奏楽同好会による演奏など、さまざまな公演が行われていました。なかでも、お笑いユニット「麦笑ぼうし」の公演では、体を張ったコントやリズム芸に、大人も子どもも大爆笑。会場を大いに沸かせました。

 マグノリアホールで行われた公演も、多くの人々を集めました。開場の10分前から入場を待つ人々の列ができ、入れない人もいました。有志団体によるダンスの公演では、全身を使った切れの良いパフォーマンスが披露され、盛大な拍手が送られました。

 個性的な展示と見事なパフォーマンスで、来場者を「fantastic」な感動で満たしてくれたマグノリア祭。豊かな知識を披露し、全身で自分を表現するJG生の姿は、きっとすばらしい思い出として来場者の心に残ることでしょう。

数楽班による、緻密で鮮やかな紙細工。班の名前のとおり、制作には数学の知識が欠かせないとのこと 中学バスケットボール班による白熱の試合。メンバー同士で声を掛け合いながら得点を狙います 台風の影響により、14日には多くの来場者が入場を待ちました
大盛況の化学班による展示。目の前で行われる実験に、小学生も保護者も興味津々です 天文班によるプラネタリウム。あっという間に午前中の整理券の配布が終了してしまいました 書道班によるパフォーマンス。多くの小学生と保護者の方が見入っています
小講堂で行われた、お笑いユニット「麦笑ぼうし」によるコント。軽快なリズムに合わせたギャグに、思わず笑いがこぼれます 超満員の講堂では、ダンス班による公演も行われました

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