受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

スクール情報

(「20年11月号」より転載/20年10月公開)

鷗友学園女子中学高等学校 かもめ祭 2020 9月19日(土)・20日(日)

今年は初めてのオンライン開催
画面越しでも伝わる鷗友生の情熱

筝曲班のテーマは「華」です。アニメやドラマの主題歌から、代々受け継がれてきた「未来花」までの全5曲を、中2~高2生が心を込めて演奏しました

 新型コロナウイルス感染症の影響を受け、多くの学校で中止を余儀なくされている体育祭・文化祭などの学校行事。そんななか、鷗友学園女子中学高等学校では、インターネット上で動画などを配信する「オンライン学園祭」を今年初めて開催しました。

 参加するには、事前に同校のサイトにある「イベント申し込みページ」から登録・申し込みをする必要があります。その後に送られてくるメールに明記されていたURLに、学園祭開催日にアクセスすると、すべて生徒が制作したという公式サイト上で、展示企画や部(班)活動による動画などを楽しむことができます。

 毎年、同校のアリーナやホールで行われている公演は、リアルタイムでライブ配信され、班や同好会、課外・有志団体、委員会などによる活動内容や、中学の各学年による学習の取り組みについては、動画やPDFファイルで確認できるようになっています。学園祭のサイトには約3分間の予告動画も用意されています。各公演団体のリハーサル風景や展示内容の概要などがコンパクトにまとめられ、生徒たちの動画編集能力の高さにも驚かされます。

オンライン学園祭への参加者に向けた、鷗友生からのメッセージ。意気込みが伝わってきます

 編集部が視聴した19日は、午前10時から管弦楽班(アリーナ)と筝曲班(ホール)の公演がライブ配信されました。筝曲班では、色とりどりの浴衣に身を包んだ生徒たちが、今年人気を集めたアニメ『鬼滅の刃』の主題歌などの5曲を披露。一方の管弦楽班は、部員たちが大好きだというルロイ・アンダーソン作曲の「舞踏会の美女」と、今年生誕250周年を迎えるベートーヴェンの「交響曲第七番より第四楽章」を演奏しました。各班のパンフレットもサイト上で見ることができ、見事な演奏に耳を傾けながら、学園祭当日を迎えるまでの生徒たちの思いも知ることができます。

 毎年、同校の学園祭で高い人気を誇る、学校内外での活動や国際理解教育プログラムに関するプレゼンテーション「@階段教室」は、「@オンライン」と名称を変えて動画で発表。同じく、目玉企画である理科班による「カエルの解剖」も動画で公開されました。いつもは人だかりで細かいところまで見ることができなかった部員たちの鮮やかな手さばきをじっくり見学できたのは、オンラインならではといえるでしょう。また、同校の校風やカリキュラム、そして受験アドバイスなどを盛り込んだ中1による学年展示も見応えがあります。今年はPDFで公開されていました。

 そして、オンラインならではの企画として生徒たちが用意したのは、Zoomを利用した「鷗友生LIVE相談会」(事前予約制)です。中学生と高校生がそれぞれ「鷗友学園に合格するためにどのように受験勉強をしてきたか」や「鷗友学園の魅力」について答えます。また、相談会のなかでは、Zoomのチャット機能を使って、参加者が入力した質問に対して、ライブで回答もしくは返信する形で答えてくれるとあって、受験生とその保護者から280以上もの質問が寄せられていました。

 さまざまな制約、そして初めての試みばかりのなかで開催された、今年のオンライン学園祭。画面越しではありますが、鷗友生の情熱がしっかりと伝わってきました。

強豪として知られるバトントワリング班は、バトンとポンポンを使ったすばらしい演技を披露。なかでも、アニメ映画をモチーフにした中2・3の演技は、作品の世界観を見事に表現していました 中1生が学校の魅力や受験アドバイスを発表。愛情のこもった手書きの内容に、受験生も励まされたことでしょう
中1の夏休みの課題作品「切り絵」の各クラスの優秀作品をPDFで発表。細部もじっくり鑑賞できます 毎年、人だかりができるほど人気を集める、理科班のカエルの解剖。動画配信という形式になった今年は、その手順を画面上でじっくりと観察することができました

ページトップ このページTopへ