受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

School Now

(17年8月公開)

School Now 大妻中野中学校・高等学校/コースの再編に伴い、2018年度入試を変更
グローバル教育とICT教育を積極的に推進

 建学の精神に「学芸を修めて人類のために」を掲げ、グローバル社会で活躍できる女性の育成に力を注ぐ大妻中野中学校・高等学校。生徒一人ひとりの「未来を切り開く力」を育てるために、グローバル教育やICT教育の強化をはじめ、さまざまな教育改革に取り組んでいます。2018年度からコースを再編するのもその一環です。進化を続ける同校の教育について、校長の宮澤雅子先生に伺いました。

「グローバルリーダーズ」と「アドバンスト」の2コース制に

校長 宮澤 雅子 先生

 2015年度、文部科学省のスーパーグローバルハイスクール(SGH)アソシエイト校の指定を受け、同校では、グローバル教育とICT教育を推進してきました。2016年度には、英語教育に特化した「グローバルリーダーズコース」を新設。難関国公立大進学を見据えた「アドバンストコース」と、多様な進路に対応する「コアコース」の3コース制を採用しましたが、2018年度からコアコースをアドバンストコースに統合し、グローバルリーダーズコースとアドバンストコースの2コース制に移行します。その理由について校長の宮澤雅子先生は、次のように話します。

 「一つは、生徒の国公立大学志向が高まってきたため。もう一つは、文部科学省が打ち出している2020年度からの大学入試改革に柔軟に対応するためです。アドバンストコースでは習熟度別授業を取り入れる予定です。生徒たちには入学してから切磋琢磨して、自分の可能性を大いに伸ばしてほしいと思います」

 コースにかかわらず、英語の4技能を鍛えることには早くから取り組んでおり、昨年からは1人1台のタブレットを使って、オンラインでの英会話レッスンを週1時間実施。ライティングではAI(人工知能)を搭載した学習アプリを導入するなどして効率的に指導しています。「現在、本校には30以上の国と地域からの帰国生が約170名在籍しており、帰国生がもたらす多様性が校風として根付いています。いずれは全校をグローバルリーダーズコースにしたいという思いがあります」と宮澤先生は言います。

2018年度から「算数入試」を新設。多様な生徒を受け入れる

 コースの再編に伴い、2018年度入試も大きく変わります。「コアコース」の募集を停止し、「アドバンストコース」5クラス、「グローバルリーダーズコース」1クラスで計221名を募集します。また、理系分野に秀でた生徒に向けて、2月3日午後に算数(1科目)入試を新設。「本校が考える生徒に身につけてほしい力は、学力、人間力、未来力の三つであり、これからの未来で最も必要とされるのはプログラミング能力です。まずは、算数入試で入学した生徒と希望者を対象に、プログラミングの放課後講座を実施し、いずれは通常のカリキュラムにも導入していきます」とのことです。

 そのほか、2017年度に新設された新思考力入試の日程は、2月4日午前から2月1日午前に変更。2月1日午前の第1回アドバンスト選抜入試と3日午前の第4回アドバンスト選抜入試の試験科目は、2科または4科の選択になります。なお、新思考力入試、算数入試、帰国生・グローバル入試のサンプル問題のほか、タブレットを使った授業の動画などもホームページで公開されているので、ぜひ確認しておきたいところです。

 最後に、宮澤先生から「お子さんに将来、どんな人生を送ってほしいのかということで、志望校は決まってくると思います。中学受験はお子さんにとって、間違いなく人生の宝物になります。本校の入試は多彩な生徒がチャレンジできる仕組みになっていますので、恐れずに臨んでください」とメッセージをいただきました。

最先端のICT教育を実践

 同校では2013年の新校舎完成に合わせて、全教室に電子黒板を完備。中1から高1までの生徒全員がタブレット端末を所有し、新しいスタイルの双方向型授業が行われています。

 たとえば中1の数学では、週4コマのうち1コマはタブレット端末を使った演習を実施。まずは「ロイロノート」というアプリを立ち上げ、先生は問題が書かれたカードをクラス全員に送信。生徒が画面上で問題を解き、先生に返信すると、その解答が電子黒板に表示されるという仕組みです。この「ロイロノート」は数学に限らず、すべての教科で活用されており、提出されたカードを使って発表をしたり、クラスメートのカードと比較しながら議論を深めたりと、質の高いアクティブ・ラーニングが展開されています。

数学(中1)では、演習問題にチャレンジ! 答え合わせもタブレット上で行います 「みんなの答えはどうかな」。生徒たちの答えを比べながら、より良い解き方を全員で考えます 最大40名が同時に受講できるオンライン英会話レッスン。ネイティブスピーカーと1対1で会話し、listeningスキルとspeakingスキルを鍛えます
タブレットを用いる国語の授業では、タッチペンで解答を書き込みます。このように書く力への対応も重視しています 木坂涼の詩「魚と空」を読み、使われている比喩表現についてクラス全員で議論を深めます 画面の向こうにいるネイティブの先生に自分の話す英語が通じると、生徒の「表現力を磨きたい」という意欲がますます高まります

《学校のプロフィール》

大妻中野中学校・高等学校

所在地 〒164-0002 東京都中野区上高田2-3-7
     JR・東京メトロ東西線「中野」駅から徒歩10分、
     西武新宿線「新井薬師前」駅より徒歩8分
電 話 03-3389-7211
H P http://www.otsumanakano.ac.jp 別ウィンドウが開きます。

《各種行事日程のお知らせ》

学校説明会
  9月  9日(土)10:15~
10月14日(土)10:15~
アフターアワーズ説明会
10月27日(金)19:00~
11月17日(金)19:00~
海外帰国生・グローバル入試説明会
  9月  9日(土)14:00~
10月14日(土)14:00~
入試問題説明会(6年生対象)
11月11日(土)10:15~
12月  2日(土)10:15~
  1月  6日(土)  9:30~ ※入試体験あり
オープンデー(学校公開日)
11月26日(日)10:45~15:30
※ミニ説明会あり
Global Arts Festival(文化祭)
  9月23日(土・祝)10:30~16:00
  9月24日(日)  9:30~15:30
※個別相談コーナーあり

※上記説明会のほか、通年で毎週土曜日は14:00~、長期休業中は10:00~と14:00~に学校見学会を行っています。希望される方は電話(03-3389-7211)でお申し込みください。

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