受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

School Now

(「21年10月号」より転載/21年9月公開)

専修大学松戸
中学校・高等学校

質・量ともに圧倒的な英語教育を実践
確かな英語力が未来を切り開く原動力に

 専修大学の付属校でありながら、大半の生徒が他大学をめざす進学校として知られる専修大学松戸中学校・高等学校。好調な進学実績を支えるのは、1学年約150名という集団生活に最適な学年人数でのきめ細かい教育と、独自の英語教育システムです。実践を重視した授業はもちろん、中3全員が参加するアメリカ・ネブラスカ修学旅行や国際交流、オンライン英会話など、多彩なプログラムを展開しています。その一連の取り組みについて、校長の五味光先生にお聞きしました。

基礎を築いたうえで実践を重視
「使える英語」を身につける

校長 五味 光先生

 専修大学松戸中学校・高等学校は、好調な進学実績に加えて、実践的で質の高いグローバル教育でも注目を集める中高一貫校です。その原動力となり、「英語の専松」としての名を高めてきたのが、「使える英語」の習得をめざす独自の英語教育システムです。

 英語については、中1から週7コマの授業数を確保し、そのうち5コマでは主に「NEW TREASURE」を使って基礎を学習。残り2コマはネイティブ教員と日本人教員によるチームティーチングでオーラルコミュニケーション(英会話)に取り組みます。英会話はクラスを2分割し、英語教育専用校舎「アンビションホール」で授業を実施します。アメリカの学校を思わせる教室で、ゲームあり、暗唱あり、ディスカッションやプレゼンテーションありのアクティブな内容で英語を“文化ごと”学んでいきます。

 今年度より新たに校長に就任した五味光先生は、「中学校は1学年約150名で、原則としてすべての行事が全員参加となっています。文系・理系を問わず、英語は非常に重要な科目です。1959年に創立した系列の高校が国際教育で成果を上げていたことから、中学校では2000年の開校時から英語に注力してきました」と話します。以来20年余り、「英語の専松」は進化を続け、6年連続で中学卒業までに7割を超える生徒が英検®準2級を取得するほどになりました。十分な力をつけて、高校進学後には2級、準1級の取得へとつなげています。

中3全員がネブラスカへ
意欲を高めるプログラムが充実

 同校の英語教育システムの柱となっているのが、中3全員が参加するアメリカ・ネブラスカ修学旅行です。これは、中3の6月中旬に実施する同校のオリジナルプログラムで、ネブラスカ大学リンカーン校とドーン大学のキャンパスを拠点に、現地のサマースクールに参加。大学の寮に滞在しながら、ロボット工学・生物解剖実験・料理教室など、興味のある講座を選んで受講するほか、午後は現地の大学生と一緒に班別行動をします。

 五味先生は「生きた英語と異文化に触れる貴重な機会です。聞き取れなかったり、伝わらなかったりする悔しさも体感した生徒たちは、『英語が使えるようになりたい』と一気にモチベーションを高めます。中3の修学旅行でこのようなかけがえのない体験ができるのは、高校受験がないことによる大きなメリットです」と自信を見せます。

 帰国後、英語学習への姿勢が目に見えて変わる生徒たちのために、学ぶ意欲を維持するプログラムも用意しています。その一つが、東京大学・東京工業大学・一橋大学などで学ぶ外国人留学生と2日間にわたり交流を深める「ISAプログラム」です。英語を母語としないアジアなどからの留学生25名を招き、英語でコミュニケーションを図りながらプレゼンテーションやスピーチを行うもので、ノンネイティブの留学生から多くの学びと刺激を得ます。

 また、2018年度から家庭学習のツールとしてオンライン英会話を導入。中3の9月から、1コマ25分のマンツーマンレッスンを週2回以上受けることになっています。最大で週7コマ受けられるとあって、毎日のレッスンが習慣となっている生徒もいれば、外国人との会話を趣味として楽しむ生徒もいます。五味先生は「ネイティブ教員による授業が『質』重視だとすれば、オンライン英会話は『量』重視です。双方のメリットを生かすことで、『使える英語』を効率的に身につけていきます」と強調しました。

 なお、アメリカ・ネブラスカ修学旅行は昨年度と今年度は中止になりましたが、態勢が整った時点で再開する予定です。ISAプログラムは例年どおり行われ、オンライン英会話は今年度、開始時期を早めて実施しています。

英語教育専用校舎「アンビションホール」での授業の様子。ネイティブ教員と日本人教員によるチームティーチングを行っています 英会話の授業では、ゲームやプレゼンテーション、スピーチなど多彩なプログラムに取り組みます 昨年11月に行われたISAプログラムの様子。マスクとフェイスシールドを着けて、例年よりも広い場所で実施し、外国人留学生と積極的に交流しました
学習・行事・部活動に全力投球
幅広く挑戦し、進路実現へ

 2021年度の大学入試では、中高一貫生150名のうち、東京大学をはじめとする国公立大学に20名、早慶上理に37名、MARCHに69名が現役で合格しました。この好調な実績を支えるのは、確かな英語力です。文系・理系を問わず、どの学部も英語が必須で、英語の配点の高い学部も少なくないことから、6年間で確かな英語力を身につけたことが大きなアドバンテージになっているのです。「大学入試だけを目標にしているのではありません。理系学部に進んだ場合、ゼミや研究室では海外の論文を読むために英語力が必要になりますし、就職すれば外国人と仕事をする機会もあるでしょう。本校で学んだ英語は将来、必ず生徒たちの武器になります」と五味先生は語ります。

 そのほかの教科も、進学校にふさわしいカリキュラムが組まれています。数学は1年前倒しで先取り学習を実施しているほか、高校では、東大対策から補習中心の内容まで、生徒が自由に選べる講座が各教科で数多く開講されています。

 一方で、部活動や生徒会活動、学校行事が盛んなことも同校の特色です。生徒の多くが文武両道をめざし、さまざまなことに挑戦する風土があります。

 最後に五味先生は、「本校には、一つのことに満足せず、『何でもやってみよう』という意欲に満ちた生徒をサポートする環境が整っています。中学・高校の6年間は人生に一度きりです。本校でチャレンジ精神を発揮し、大きく成長してほしいと願っています」とメッセージを送りました。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

《学校のプロフィール》

専修大学松戸中学校・高等学校

所在地
 〒271-8585 千葉県松戸市上本郷2-3621
 JR常磐線(千代田線)「北松戸」駅より徒歩10分、新京成線「松戸新田」駅より徒歩15分 TEL 047-362-9102(中学)
H P www.senshu-u-matsudo.ed.jp/junior/ 別ウィンドウが開きます。

《各種行事日程のお知らせ》

中学校説明会(要予約)
10月02日(土)・祝10:00~
11月03日(水・祝)10:00~
12月11日(土)・祝13:30~
01月09日(日)・祝14:00~(ダイジェスト版)

※日時や内容が変更になる場合があります。学校ホームページで必ずご確認ください。

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