受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

Spotlight

(「18年7月号」より転載/18年6月公開)

日本大学藤沢
高等学校・藤沢中学校

付属校ならではの強みを生かし
充実した高大連携プログラムを展開

 全部で16の学部を擁する日本大学は、首都圏を中心に多くのキャンパスを構えています。なかでも生物資源科学部の拠点でもある湘南キャンパスは、約11万平方メートルの緑の敷地の中に、農場や食肉加工施設まで完備しています。その湘南キャンパスの一画にたたずむ日本大学藤沢高等学校・藤沢中学校は、こうした施設を日常的に活用し、本格的なフィールドワークを行うなど、大学との連携システムを整えています。

農場実習に学部見学
大学と連携して生徒を刺激

隣接している日本大学生物資源科学部の農場での農場実習は中1で毎週実施  近年、教育改革を推進する文部科学省は、キーワードの一つに「高大連携」を掲げています。これは高校生に大学レベルの教育研究に触れる機会を与え、その後の飛躍につなげたいというもの。当然、大学との連携が取りやすいのは付属校であり、日大の生物資源科学部に隣接する日大藤沢も、中学から大学施設を使った農業・畜産業関連のフィールドワークを行っています。

 研修先で農作業を体験する学校はほかにもありますが、日大藤沢の場合、畑も関連施設も同じキャンパス内。中1は整地から収穫まで、毎週きちんと畑仕事に励み、命を育んでいます。そして、ミズナやジャガイモ、大根といった収穫物は、生徒が自宅へ持ち帰ります。もちろん鮮度は保証付き。生徒の家族も味わうのを楽しみにしているそうです。

 続いて中2の夏休みには食品加工実習を、冬休みには畜産・機械実習を行います。前者ではハム・ソーセージ作りに、後者では家畜の世話やショベルカーを使った整地などに取り組み、食品生産への理解を深めるのです。指導は専門知識を持つ大学のスタッフが務めており、彼らに刺激を受けて生物資源科学部に進む生徒も珍しくありません。

 一方、より学術的な連携としては、高1の秋に日大の授業を受ける機会を設けています。生徒は法学部・経済学部・商学部・生物資源科学部・理工学部のなかから、希望する学部を選んで訪問。ゼミ見学や模擬授業などを通じて、大学の雰囲気を肌で感じられます。日大藤沢は高2で文系・理系にクラスが分かれますが、この学部体験は進路選択の判断材料の一つにもなっています。

日本大学推薦から国公立まで
生徒の希望進路にきめ細かく対応

 こうして生徒は視野を広げ、自分の将来と向き合います。内部推薦で日大へ進むのは、例年、卒業生の40~50%です。ただし、すべての日大付属生は「基礎学力到達度テスト」を定期的に受けており、その成績によって内部進学ができるかどうかが決まります。日大藤沢生には生物資源科学部の獣医学科志望者も多く、各人が目標を見据えて努力した結果、今春は獣医学科だけでなく、難関の医学部にも推薦合格者が出ています。

高1では日本大学の希望学部でゼミ見学や模擬授業が体験できます  また、国公立大に挑む場合は、日大への被推薦権を保ったまま受験が可能です。今春は31名が国公立大に合格しましたが、これは昨年度の約2倍です。なお、昨年度から高2で設ける特進クラスを3種類に変更。従来の「文系特進」「理系特進」に加え、国公立大をめざす「文理特進」を設置し、他大学受験にさらに力を入れています。

 もちろん、普通クラスでも生徒の夢に寄り添う指導を徹底しています。大学との連携をしながら、多様な進路に対応できるのが、日大藤沢の特徴といえるでしょう。

《学校のプロフィール》

日本大学藤沢高等学校・藤沢中学校

所在地:〒252-0885 神奈川県藤沢市亀井野1866
交 通:小田急江ノ島線「六会日大前」駅より徒歩8分
TEL:0466-81-0125
H Phttps://www.fujisawa.hs.nihon-u.ac.jp 別ウィンドウが開きます。

Information

学校見学会(要予約)
  6月26日(火)10:00~
オープンスクール(要予約)
  7月21日(土)10:00~
  8月25日(土)10:00~
入試説明会
11月10日(土)14:00~
11月24日(土)14:00~

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