受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

Spotlight

(「18年9月号」より転載/18年8月公開)

成城中学校・
高等学校

伝統的な教育と新たなプログラムにより
グローバル時代のリーダーを育成

 1885年の創立以来、130年以上にわたって「知・仁・勇」という三つの徳を備えたリーダー教育を受け継いできた成城中学校・高等学校。近年は「グローバル時代のリーダー育成」を掲げ、「エンパワーメント・プログラム」を導入するなど、新しい時代に向けた教育改革を力強く推進しています。2019年度入試から高校を非募集とし、完全中高一貫校へと生まれ変わる同校の教育について、校長の栗原卯田子先生に伺いました。

グローバルな視点を学ぶプログラムと
伝統的なリーダー教育の機会

 栗原先生が成城中・高の校長に就任した年にスタートした「エンパワーメント・プログラム」は、今年で6年目を迎えます。中3~高2の希望者が対象で、カリフォルニア大学をはじめとするトップクラスの学生を夏休みに招き、1日6時間の校内研修を5日間実施。大学生と一緒のグループで活動し、与えられたテーマに沿って議論・企画・発表をすべて英語で行います。大学生は、それぞれ成城生の家庭でホームステイをするので、生徒たちはホストファミリーの役割も担います。

 このプログラムの目的は「自己確立にある」と栗原先生は話します。「世界で活躍しようという意志を持った大学生が訪れるので、グローバルな視点で考える彼らの発言に生徒たちは刺激を受けます。そうしたなかで議論を重ねていくと、『グローバル社会のなかで自分はどう生きるか』を考えるようになり、グローバルリーダーとしての一歩を踏み出すことにつながります」

中1生にとって、臨海学校の補助員はとても頼れるお兄さん。リーダーとはどういうものかを、身近な先輩の振る舞いから肌で感じます 一方、伝統的なリーダー教育として90年以上の歴史を持つのが「臨海学校」。中1生全員が参加し、千葉県岩井海岸において、夏休みに3泊4日の日程で実施されます。この臨海学校には、選抜された50人以上の高2生が補助員として参加。補助員は事前にトレーニングを受け、中1生の安全を守るために、遠泳のサポートや改善点を話し合うミーティングなど、さまざまな業務をこなし、リーダーとしての責任を果たします。「中1生は先輩たちの姿を見て『あのようになりたい』と思い、次は自分が補助員になることをめざします。このようにして、リーダーの育成が後輩に受け継がれていくのです」(栗原先生)

完全中高一貫校の完成に向けて
教員も生徒もリーダーシップを

 同校は2019年度入試から高校を非募集とします。現在は、完全中高一貫校に向けての仕上げの時期に入り、具体的な方向性を検討しているところです。数年前には校内に「カリキュラム委員会」を発足させ、教員同士のグループディスカッションを重ねて、今後の課題を全員で共有しています。

「エンパワーメント・プログラム」では、生徒5名と大学生1名とでグループを組み、議論・企画・発表をすべて英語で行います  これまでさまざまな行事のなかで、生徒がリーダーシップを発揮できる機会を設けてきましたが、この伝統は今後も受け継がれていきます。栗原先生は次のように抱負を述べました。

 「本校が考えるリーダーとは、組織のトップのみならず、新しいものを創り上げるパイオニア的な存在となれる人です。また、たとえ組織は小さくても、課題を解決してそのチームを引っ張っていく力を持った人でもあります。本校は今後も、建学以来の伝統的な教育と新しい教育を高い次元で融合させ、来たるべき時代にふさわしいリーダーの育成をめざしていきます」

《学校のプロフィール》

成城中学校・高等学校

所在地:〒162-8670 東京都新宿区原町3-87
交 通:都営大江戸線「牛込柳町」駅西口より徒歩1分
TEL:03-3341-6141
H Phttp://www.seijogakko.ed.jp 別ウィンドウが開きます。

Information

【学校説明会】要予約

各回10:30 ~
  9月29日(土)、10月17日(水)、
10月31日(水)、11月10日(土)、
11月24日(土)、  1月12日(土)
※1/12のみ15:00~もあり

【成城祭】(文化祭)

  9月15日(土)10:00 ~16:00
  9月16日(日)  9:00 ~16:00
※個別相談コーナー設置

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