受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

Spotlight

(「18年9月号」より転載/18年8月公開)

東邦大学付属
東邦中学校・高等学校

医歯薬系に強い千葉県屈指の進学校
完全中高一貫化で教育内容がさらに充実

 「自然・生命・人間の尊重」を教育理念とする東邦大学付属東邦中学校・高等学校は、生徒の6割以上が理系志望という千葉県を代表する進学校です。創立者が医学博士だったことから伝統的に医歯薬系学部への進学に強く、国公立大・難関私立大への高い進学率で知られています。2017年度からは、高校からの一般募集を停止して、完全中高一貫校に移行。同時に新設した中学校の推薦入試が人気を集めています。

高い専門性を支える裾野として
リベラルアーツ型教育を実施

東邦大学の系列病院で行われる外科手術の学問体験講座「ブラックジャック・セミナー」  医学部・薬学部・理学部・看護学部・健康科学部を擁する東邦大学の付属校でありながら、同校の進学先は幅広く、国公立大や難関私立大などにも毎年多くの合格者を輩出しています。生徒の6~7割が理系志望ですが、その教育は文系・理系を問わず、幅広い教養を身につけるリベラルアーツ型であることが特徴です。そこには、生徒が将来、高い専門性のある職業に就くには、その高い専門性を支える土台として、裾野の広い教養・知識が必要だという同校の考えがあります。

 将来の基盤となる教養・知識を養うために、同校では中等教育の6年間を「自分探し」の期間と位置づけ、授業では「問題解決型」の学習を多く取り入れています。さらに授業以外でも、各教科で「自分探し学習」プログラムを導入。たとえば英語では、学年別のスピーチコンテストを開催するほか、数学では希望者を対象に、教員が作成したプリントを自宅で解いて翌日提出するという「数学トレーニングマラソン」を実施しています。また、国語では、読んだ本のあらすじや感想を専用ノートに記録する「読書マラソン」を中1から高2まで実施しています。

 付属校ならではの取り組みが充実している点も大きな特徴です。隣接する東邦大学で行われる「学問体験講座」は中学生から受講が可能。たとえば、「薬学部における鎮痛解熱剤の合成」「ロボット製作とプログラミング」などといった多彩な講座が用意されていますが、なかでも人気が高いのは、医学部進学希望者を対象に東邦大学の系列病院で行われる「ブラックジャック・セミナー」です。

完全中高一貫化に伴い
中学の推薦入試を導入

理科実験室は中高合わせて七つ。実験の時間を多く取っています  同校は2017年度より、高校からの一般募集を停止し、完全中高一貫校へと移行しました。それと同時に、中学校の推薦入試(12月1日)を新設。その募集人員は男女合わせて30名ですが、2年連続で600名前後の応募者を集めています。

 また、完全中高一貫化に伴って、それまで高3進級時に行ってきた文系・理系のクラス分けも、高2進級時に前倒ししました。これは、大学入試対策のためではなく、中高一貫型のカリキュラムにすることで、従来のリベラルアーツ型教育は削減せず、高2後半からは、より専門的に深く学ぶ学問を並立させることが可能になったためです。こうした新たな試みが、どう実を結ぶのか。同校の今後に注目が集まっています。

《学校のプロフィール》

東邦大学付属東邦中学校・高等学校

所在地:〒275-8511 千葉県習志野市泉町2-1-37
交 通:JR総武線「津田沼」駅よりバス15分、京成本線「京成大久保」駅より徒歩10分
TEL:047-472-8191
H Phttp://www.tohojh.toho-u.ac.jp 別ウィンドウが開きます。

Information

【学校見学会・説明会】要予約

  9月22日、
10月13日・20日・27日
11月10日・17日
※いずれも土曜日。各回10:00から学校見学ツアー、11:00から学校説明会を実施

【入試説明会】要予約

10月23日(火)14:00 〜
10月24日(水)14:00 〜

【銀杏祭(文化祭)】

  9月15日(土)  9:00 〜16:00
  9月16日(日)  9:00 〜15:00

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