受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

Spotlight

(「20年9月号」より転載/20年8月公開)

香蘭女学校
中等科・高等科

一人ひとりを大切に、きめ細かくサポート
キリスト教精神で人とのつながりを深める

 1888(明治21)年、イギリスから来日したE・ビカステス主教によって創設された香蘭女学校中等科・高等科。キリスト教の信仰に基づいた人間教育と高度な教養教育を、130年以上にわたり積み重ねています。同校の教育の特徴や、休校期間を含めた取り組みについて、入試広報室長の桜井千枝先生と、ICTセンター長の甲斐雅也先生に伺いました。

人と人とをつなぐ礼拝
伝統を受け継ぐ多彩な奉仕活動

全校生徒で捧げる毎朝の礼拝。休校期間中もお祈りの時を守ってきました

 キリスト教の信仰を教育の根幹とする同校において、毎朝の礼拝は欠かせないものです。通常は中1から高3までの生徒約1000人が礼拝堂に集まり、一緒にお祈りを捧げますが、現在は各教室をZoomでつないで礼拝を捧げています。「チャプレンの話を聞くことで、生徒は『人と共にいる』ことを感じ取り、祈りのことばに支えられながら、毎日を過ごすことができるのです」と桜井先生は話します。

1903年に始まったバザー。いつの時代も他者に寄り添う心を育てます また、同校の教育プログラムには、自分がやりたいことを選んで参加できるものが多いのも特徴です。今年で100周年を迎えたガールスカウトとクワイヤー(聖歌隊)、1903年から始まったバザーといった伝統ある奉仕活動に加えて、教会での炊き出しのボランティアなどは、自然に後輩へと受け継がれています。「『人のため』になることですが、生徒たちは自分も楽しみながら活動しています」(桜井先生)

 同じ日本聖公会に属する立教大学には97名の推薦枠があり、高3生の約6割が進学します。桜井先生は、「受験する生徒が60名前後と少ないからこそ、学校内できめ細かくサポートできる」と自信を持っています。過去問演習などは、必要に応じて1対1で生徒に合わせて対応。進路はさまざまで、医学部に進学する生徒もいれば、芸術の道に進む生徒もいます。教員は生徒の意志を尊重し、それぞれの進路を責任を持ってサポートしています。ここにも「一人ひとりを大切にする」という同校の精神が根付いているのです。

1人1台iPadを所有
遠隔での授業にもスムーズに対応

 同校では、6年前から生徒全員がiPadを所有。このため、休校期間中は4月8日から朝礼、4月9日から配信授業を始め、5月からは礼拝の時を動画で共有しました。

 配信授業では、生徒が自分の生活を組み立てながら、1日4コマの授業動画を視聴するという方式で学習し、「1学期の学習範囲は問題なく進められた」(甲斐先生)といいます。生徒からの質問については、Zoomで専用の部屋を設けたり、iPadでやり取りしたりすることで対応しました。オンラインで個人面談も行われ、教員が生徒の状態を把握するように努めました。

 5月になると、Zoomを使って部活動や委員会活動を始める高校生もいたそうです。甲斐先生は、「『今の状況で何ができるか』を考え、何とか前に進んでいく姿勢がたくましいなと思いました」と、感心しながら話します。

 桜井先生は、受験生に次のようなメッセージを送ってくださいました。「本校では、やりたいと思うことに何でも挑戦できます。多彩なプログラムのなかから、やりたいことを選べる環境です。6年間で自分の賜物を探し、仲間と一緒に賜物を磨いてほしいと思います」

《学校のプロフィール》

香蘭女学校中等科・高等科

所在地:〒142-0064 東京都品川区旗の台6-22-21
交 通:東急大井町線・池上線「旗の台」駅より徒歩5分
TEL:03-3786-1136
H Pwww.koran.ed.jp 別ウィンドウが開きます。

Information

【学校説明会】要予約

  9月18日(金)10:30~
11月14日(土)14:30~

【入試説明会】要予約

12月12日(土)10:00~、14:00~

※日時や内容が変更になる場合があります。学校ホームページで必ずご確認ください。

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