受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

Spotlight

(「20年10月号」より転載/20年9月公開)

カリタス女子中学高等学校

生徒を大切にして、ふだんどおりの学びを
オンライン授業と英仏複言語教育

 カリタス女子中学高等学校は、カナダのケベック州にある修道女会が1960年に創立。「普遍的な愛をもって人に尽くす人間」をビジョンとして掲げ、生徒一人ひとりを大切にする教育を実践しています。休校期間中もその精神は変わらず、生徒の状況に合わせながら、ふだんどおりの学びを続けました。4月からスタートしたオンライン授業、また創立当初から行っている英仏複言語教育について、校長の萩原千加子先生にお聞きしました。

オンラインで時間割どおりの授業
生徒からの意見も反映して改善

 「新型コロナウイルス感染症に対しては、『生徒の命を守ること』が大前提ですが、『何とかして学びを確保したい』という思いで対策に取り組みました」と話す萩原先生。4月1日にはZoomを利用したオンライン授業の実施を発表し、4月10日から開始しました。

 当初は学年単位の授業を1日6時限実施。1週間後に生徒にアンケートを行ったところ、「目や頭が痛い」という反応もあったため、1時限を40分に短縮し、問題を解く時間を挟むなど、画面を見続けないような対策を講じました。そのうえで、4月21日からはクラス単位での授業をスタート。実技系の科目も含め、1日7時限の時間割どおりの授業を行いました。

2020年度より新制服になりました オンラインでも通常の授業と同様に、双方向でコミュニケーションを取りました。教員が呼び掛けると、生徒がチャットで答え、生徒から質問をする場合もチャットを利用しました。

 オンライン授業の開始から1か月後に、生徒と保護者にアンケートを実施。「これまで以上に学習できている」と答えた生徒が15%、「これまでどおり」が72%で、予想以上に効果が上がっていることがわかりました。

 同校のオンライン授業は6月まで継続。萩原先生は、「教員の研究体制が整っており、生徒の意見も反映しながら進めたので、遠隔でも無理なく学ぶことができ、授業の遅れはまったく出ていません」と自信を持って話します。

英語アドバンストクラスの存在が
生徒全体の力を押し上げる

英語・フランス語とも4技能を総合的かつ実践的に学ぶことができます 同校の大きな特徴といえるのが、英仏複言語教育です。中学生は全員が英語を週6時間、フランス語を週2時間、20名程度の少人数クラスで学びます。そのため伝統的に語学に強く、現在の高2は、高1までに46%の生徒が英検®または仏検の2級を取得しました。

 英語では1学年約20名のアドバンストクラスを設置。教科書は一般クラスと同じで、先取り学習はせず、内容を深掘りして、アウトプットを増やした授業を行います。年度ごとにテストを実施し、クラスの入れ替えもあります。「毎年、一般クラスからアドバンストクラスに入る生徒がいるので、一般クラスの生徒も意識が高く、全体の力を押し上げています」(萩原先生)。

 フランス語でも、2017年に仏検対策の土曜講座を開講。仏検の受験者が前年の2倍を超えました。カリタス生とフランスの高校生が、お互いにホームステイをして現地の高校に通う日仏交換留学の制度もあります。

 萩原先生は受験生に向けて、「これからは予測不能な社会を生き抜く力が求められます。試練の時こそ前向きな意識を持ち、自分の力でマイナスをプラスに変えていってください」とメッセージを送ってくださいました。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

《学校のプロフィール》

カリタス女子中学高等学校

所在地:〒214-0012 神奈川県川崎市多摩区中野島4-6-1
交 通:JR南武線「中野島」駅より徒歩10分、JR南武線・小田急線「登戸」駅より徒歩20分、またはバス5分
TEL:044-911-4656
H Pwww.caritas.ed.jp 別ウィンドウが開きます。

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10月25日(日)

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※日時や内容が変更になる場合があります。学校ホームページで必ずご確認ください。

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