受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

Spotlight

(21年8月公開)

成城中学校・成城高等学校

「6年一貫」のメリットを生かして、
中1から「情報」の基礎を学ぶ授業を実施

パソコンを使って、データの扱い方を学ぶ中1生  2019年度から高校募集を停止し、2021年に完全中高一貫校となった成城中学校・高等学校。中1・2を「基礎学力養成期」、中3・高1を「進路決定期」、高2・3を「実力完成期」の3期に分けて、6年一貫のメリットを生かした新しいカリキュラムの作成を進めています。

 その一つが、学習指導要領の改訂を踏まえて中1で学習する「数学統計」です。これは、「数学」と高校で履修する「情報」の融合的な内容で、「情報モラル教育はもちろんのこと、統計データの扱い方などを、エクセルを道具として活用しながら学習し、ゆくゆくは世の中のさまざまなビッグデータにも対応できる学力を身につけていきます」と校長の岩本正先生は説明します。

探究的な活動の一環として、「内藤とうがらし」を栽培  たとえば、ある日の授業では、中1の「数学」で学習する度数分布表を、パソコンを使って学習。階級の幅(度数を集計するための区間の大きさ)の設定によって、度数分布表に対応するヒストグラムの山の形が大きく変わることを体験することで、「資料の作り手の思惑で意図的にグラフの見せ方を操作できる」ことなども学びます。パソコンを用いて新たなことを多く学習できることが楽しいようで、生徒たちは毎週の「数学統計」の授業を心待ちにしている様子です。

 大学入学共通テストや中学入試でもグラフを読み取る問題が出題されているように、これからの時代では情報技術を活用する能力が必要とされます。同校では、昨年の新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、校内のICT環境が急ピッチで整備され、全教室に設置されたプロジェクターを使った授業も積極的に行われています。「今年から、技術・家庭の『栽培』の授業で、『とうがらし』をテーマにした探究的な学習も始まっています」と岩本先生。今後も意欲的に学校改革に取り組んでいくことを強調しました。

《学校のプロフィール》

成城中学校・成城高等学校

所在地:〒162-8670 東京都新宿区原町3-87
交 通:都営大江戸線「牛込柳町」駅西口より徒歩1分
TEL:03-3341-6141
H Pwww.seijogakko.ed.jp 別ウィンドウが開きます。

Information

【学校説明会】要予約
09月25日(土)、10月13日(水)
10月30日(土)、11月13日(土)
12月01日(水)、01月12日(水)
【成城祭(文化祭)】
09月18日(土)、19日(日)

※日時や内容が変更になる場合があります。学校ホームページで必ずご確認ください。

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