受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

Spotlight

(「21年9月号」より転載/21年8月公開)

法政大学第二
中・高等学校

多様な仲間と文化に出会う10年一貫教育で
「自由を生き抜く実践知」を育成する

 法政大学第二中・高等学校は、「自由と進歩」を建学の精神に掲げる法政大学の付属校として、1939年に開校しました。長らく男子校でしたが、2016年の新校舎完成と同時に共学化。中高大の10年一貫教育体制の下、世界のどこでも生き抜く力としての「自由を生き抜く実践知」を育成しています。そんな同校の教育について、今年4月に校長に就任した五十嵐聡先生に伺いました。

個性豊かな仲間と共同し
真のリーダーシップを育む

校長 五十嵐 聡 先生 同校は「出会い、向き合い、『自分』をつくる」という教育方針の下、「多様な仲間との出会い」「多様な文化との出会い」を重視した学びを実践しています。校長の五十嵐聡先生は「法政大学の付属校として、中学から入学する生徒には10年間での成長を見通した教育により、高校・大学でリーダーシップを発揮してほしいですね」と語りました。

 高校からの入学者を一定数受け入れているため、中学から一般入試で入学する生徒は約220名ですが、帰国生入試で入学する生徒、さらに高校から書類選考や学科試験で入学する生徒が加わり、1学年630名が一緒に学びます。多様な仲間と協力し合い、課題解決に尽くそうとする姿勢を育むため、同校ではあえてクラスも均等に編成。高校からの入学生とも混合クラスで学び、個性豊かな仲間と互いに刺激を与え合っています。

 生徒が中心となって取り組む国際交流も盛んで、生徒で組織する「国際交流委員会」の活動は、海外の中高生との交流から、留学生のサポート、イベントの開催まで多岐にわたり、国内外の同世代の仲間との出会いの場となっています。また、オリエンテーション、体育祭、文化祭などの学校行事の運営も生徒が担当します。五十嵐先生は「生徒たちには、多様な仲間との出会いから多くのことを学んで自己を形成し、充実した共同の経験を通して、社会貢献できる人材に育ってほしいと願っています」と語りました。

「総合」を新たな教育の柱とし
科目横断型の探究活動に注力

 共学化1期生が高3となり、中高一貫の一つのサイクルが完了する今年度、五十嵐先生が新たな教育の柱として挙げたのが、「総合」の授業です。「新学習指導要領が全面実施されるのに伴い、これまで各教科で取り組んできた総合学習のカリキュラムを刷新しました。中1・3で週1コマの『総合』を正規の授業として設定し、科目横断型の調査・探究活動をこれまで以上に活発化させていきます」

校門から入ってすぐの木月総合文化棟にある図書館には学習室を完備。情報メディアセンターとしての役割も担っています

 その拠点となるのは、約6万5000冊の蔵書数を誇る図書館です。司書教諭が常駐し、各教科の教員と連携しながら授業を担当するとともに、学習相談にもていねいに応じています。中1では、集めた資料を整理し、分析した内容を文章などにまとめる一連の過程を通じて、問題を発見し、その解決法を探る力や根拠に基づいて思考する力を育成します。中3では、体験学習と関連づけながら、「平和・多様性」「歴史・文化」「自然・環境」など、さまざまな分野について学びを深めます。

 五十嵐先生は「本校では日々の授業においても対話を重視し、討論や発表を多く実施しています。大学受験にとらわれない幅広く奥深い学びを通じて、多角的な視点や公正な目で物事を捉える判断力を養うとともに、自分の意見を持ち、それを他者に伝える表現力を磨くことで、法政大学憲章に記されている『自由を生き抜く実践知』の育成につなげていきます」と語りました。

《学校のプロフィール》

法政大学第二中・高等学校

所在地:〒211-0031 神奈川県川崎市中原区木月大町6-1
交 通:JR南武線「武蔵小杉」駅より徒歩12分、JR横須賀線「武蔵小杉」駅より徒歩15分、東急東横線・目黒線「武蔵小杉」駅より徒歩10分
TEL:044-711-4321
H Pwww.hosei2.ed.jp 別ウィンドウが開きます。

Information

【中学校学校説明会】要予約

  9月  4日(土)10:00~
  9月25日(土)10:00~
10月16日(土)14:30~
11月20日(土)14:30~
※日時や内容が変更になる場合があります。学校ホームページで必ずご確認ください。

ページトップ このページTopへ